EDITWORDBREAKPROCEX コールバック関数 (richedit.h)

EditWordBreakProcEx 関数は、EM_SETWORDBREAKPROCEX メッセージで使用されるアプリケーション定義のコールバック関数です。 指定したテキスト内の文字の単語区切り記号または文字クラスおよび単語区切りフラグの文字インデックスを決定します。 EDITWORDBREAKPROCEX 型は、このコールバック関数へのポインターを定義します。 EditWordBreakProcEx は、アプリケーション定義関数名のプレースホルダーです。

構文

EDITWORDBREAKPROCEX Editwordbreakprocex;

LONG Editwordbreakprocex(
  [in] char *pchText,
  [in] LONG cchText,
  [in] BYTE bCharSet,
       INT action
)
{...}

パラメーター

[in] pchText

型: char*

現在の位置にあるテキストへのポインター。 コード 左への移動を指定 場合、テキストは pchText [-1] から pchText [-cchText] 要素内にあり、pchText[0] は未定義です。 その他のすべてのアクションでは、テキストは pchText[0] から pchText[ cchText–1] 要素内にあります。

[in] cchText

型: long

コードで指定された方向のバッファー 文字数。

[in] bCharSet

型: BYTE

テキストの文字セット。

action

戻り値

型: long

この関数は、コード パラメーターに基づいて値を返します。

リターン コード 形容
コード パラメーターの
戻り値
WB_CLASSIFY
指定した位置にある文字の文字クラスと単語区切りフラグを返します。
WB_ISDELIMITER
指定 位置の文字が区切り記号の場合は TRUE を返し、そうでない場合は FALSE を します。
その他すべての値
単語区切りの文字インデックスを返します。

備考

アプリケーションは、EM_SETWORDBREAKPROCEX メッセージでコールバック関数のアドレスを指定して、コールバック関数をインストールする必要があります。

Microsoft Rich Edit 2.0 以降では、リッチ エディットでは EditWordBreakProcExサポートされなくなりました。 ユーザーは EM_SETWORDBREAKPROC を送信して EditWordBreakProc設定できます。これにより、Unicode テキストの受け渡しがサポートされるようになりました。

必要条件

要件 価値
サポートされる最小クライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされる最小サーバー Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ]
ターゲット プラットフォーム の ウィンドウズ
ヘッダー richedit.h

関連項目

EM_FINDWORDBREAK

EM_SETWORDBREAKPROCEX

EditWordBreakProc の

リファレンス