PWLX_QUERY_TS_LOGON_CREDENTIALS コールバック関数 (winwlx.h)
ターミナル サービスが有効になっている場合は、代替 の GINA DLL によって呼び出され 、資格情報 が取得されます。 その後、GINA DLL は、この情報を使用してログオン ボックスに自動的に入力し、ユーザーのログインを試みます。
メモ Windows Vista では GINA DLL は無視されます。
構文
PWLX_QUERY_TS_LOGON_CREDENTIALS PwlxQueryTsLogonCredentials;
BOOL PwlxQueryTsLogonCredentials(
[out] PWLX_CLIENT_CREDENTIALS_INFO_V2_0 pCred
)
{...}
パラメーター
[out] pCred
戻り値が TRUE の場合、 pCred は、自動ログオンに使用する資格情報を含む WLX_CLIENT_CREDENTIALS_INFO_V2_0 構造体へのポインターを指定します。
戻り値
WlxQueryTsLogonCredentials 関数は、次のいずれかの値を返します。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
資格情報の情報が取得され、 pCred で返されました。 |
|
資格情報の情報が取得されませんでした。 |
注釈
この関数は 、WlxQueryClientCredentials 関数と WlxQueryInetConnectorCredentials 関数よりも優先されます。
この関数にアクセスするには、GINA DLL で WLX_DISPATCH_VERSION_1_4 構造体を使用し、Winlogon バージョンを WlxNegotiate 呼び出しで少なくともWLX_VERSION_1_4に設定する必要があります。
ターミナル サービスが有効になっているときに呼び出されるその他の Winlogon サポート関数は、 WlxDisconnect、 WlxQueryClientCredentials、 WlxQueryTerminalServicesData、 WlxWin31Migrate です。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | winwlx.h |