IEnumCERTVIEWCOLUMN::GetType メソッド (certview.h)
GetType メソッドは、列列挙シーケンス内の現在の列のデータ型を取得します。
構文
HRESULT GetType(
[out] LONG *pType
);
パラメーター
[out] pType
列列挙シーケンスによって参照される列のデータ型を示す LONG 型の変数へのポインター。 有効なデータ型のテーブルについては、「解説」を参照してください。 pType パラメーターが NULL に設定されている場合、このメソッドは失敗します。
戻り値
C++
メソッドが成功した場合、メソッドは S_OKを返します。メソッドが失敗した場合は、エラーを示す HRESULT 値を返します。 一般的なエラー コードの一覧については、「 共通の HRESULT 値」を参照してください。
VB
戻り値は、列のデータ型を表します。 有効なデータ型のテーブルについては、「解説」を参照してください。注釈
このメソッドは、列列挙シーケンスによって現在参照されている列のデータ型を決定するために使用されます。 有効なデータ型を次の表に示します。
データ型 | 意味 |
---|---|
PROPTYPE_BINARY | Binary Data |
PROPTYPE_DATE | 日付/時刻 |
PROPTYPE_LONG | 署名付き long |
PROPTYPE_STRING | Unicode 文字列 |
列列挙シーケンスが有効な列を参照していない場合、 GetType は失敗します。 列挙体内を移動するには、次のいずれかのメソッドを使用します。
- IEnumCERTVIEWCOLUMN::Reset: 列挙シーケンスの先頭に移動します。
- IEnumCERTVIEWCOLUMN::Next: 列挙シーケンスの次の列に移動します。
- IEnumCERTVIEWCOLUMN::Skip: 指定した数の列をスキップします。
例
LONG nType;
HRESULT hr;
// pEnumCol is a previously instantiated IEnumCERTVIEWCOLUMN object.
hr = pEnumCol->GetType(&nType);
if (S_OK == hr)
{
switch (nType)
{
case PROPTYPE_BINARY:
printf("Type is Binary\n");
break;
case PROPTYPE_DATE:
printf("Type is Date+Time\n");
break;
case PROPTYPE_LONG:
printf("Type is Signed long\n");
break;
case PROPTYPE_STRING:
printf("Type is Unicode String\n");
break;
default:
printf("Type is unknown\n");
break;
}
}
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | サポートなし |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | certview.h (Certsrv.h を含む) |
Library | Certidl.lib |
[DLL] | Certadm.dll |