ID2D1DeviceContext::GetGlyphRunWorldBounds メソッド (d2d1_1.h)

デバイス コンテキスト DPI を使用して実行されるグリフの DIP のワールド空間境界を取得します。

構文

HRESULT GetGlyphRunWorldBounds(
        D2D1_POINT_2F          baselineOrigin,
  [in]  const DWRITE_GLYPH_RUN *glyphRun,
        DWRITE_MEASURING_MODE  measuringMode,
  [out] D2D1_RECT_F            *bounds
);

パラメーター

baselineOrigin

種類: D2D1_POINT_2F

グリフ実行のベースラインの原点。

[in] glyphRun

型: const DWRITE_GLYPH_RUN*

グリフが実行され、レンダリングされます。

measuringMode

種類: DWRITE_MEASURING_MODE

テキストの書式設定時にグリフ メトリックを使用してテキストを測定する方法を示すDirectWrite測定モード。

[out] bounds

種類: D2D1_RECT_F*

グリフの境界は、DIP とワールド空間で実行されます。

戻り値

種類: HRESULT

このメソッドは HRESULT を返します。 有効な値を次の表に示しますが、これ以外にもあります。

HRESULT 説明
S_OK エラーは発生していません。
E_OUTOFMEMORY Direct2D は、呼び出しを完了するのに十分なメモリを割り当てませんでした。
E_INVALIDARG 返される関数に無効なパラメーターが渡されました。

解説

画像の境界には、コンテキストの現在の DPI、単位モード、およびワールド変換が反映されます。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 8 および Windows 7 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012 および Windows Server 2008 R2 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー d2d1_1.h
[DLL] D2d1.dll

関連項目

ID2D1DeviceContext