ID2D1DeviceContext::GetImageWorldBounds メソッド (d2d1_1.h)
コンテキストのワールド変換が適用されたイメージの境界を取得します。
構文
HRESULT GetImageWorldBounds(
[in] ID2D1Image *image,
[out] D2D1_RECT_F *worldBounds
);
パラメーター
[in] image
種類: ID2D1Image*
境界が計算される画像。
[out] worldBounds
種類: D2D1_RECT_F[1]
このメソッドが戻るとき、 には、デバイスに依存しないピクセル (DIP) でイメージの境界へのポインターが含まれます。
戻り値
種類: HRESULT
このメソッドは HRESULT を返します。 有効な値を次の表に示しますが、これ以外にもあります。
HRESULT | 説明 |
---|---|
S_OK | エラーは発生していません。 |
E_OUTOFMEMORY | Direct2D は、呼び出しを完了するのに十分なメモリを割り当てませんでした。 |
E_INVALIDARG | 返される関数に無効なパラメーターが渡されました。 |
解説
画像の境界には、コンテキストの現在の DPI、単位モード、およびワールド変換が反映されます。 ワールド変換を含まない境界を取得するには、 ID2D1DeviceContext::GetImageLocalBounds を使用します。
返される境界には、同じイメージとターゲット オフセット (0,0) を使用して DrawImage を呼び出すことによって影響を受けるピクセルが反映されます。 デバイス コンテキストに設定されている現在のクリップ四角形や、コンテキストの現在のターゲット イメージの範囲は反映されません。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 8 および Windows 7 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2012 および Windows Server 2008 R2 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | d2d1_1.h |
[DLL] | D2d1.dll |
関連項目
ID2D1DeviceContext::CreateBitmap