DD_CALLBACKS 構造体 (ddrawint.h)
DD_CALLBACKS構造体には、デバイス ドライバーがサポートするコールバック関数へのエントリ ポインターが含まれています。
構文
typedef struct DD_CALLBACKS {
DWORD dwSize;
DWORD dwFlags;
PDD_DESTROYDRIVER DestroyDriver;
PDD_CREATESURFACE CreateSurface;
PDD_SETCOLORKEY SetColorKey;
PDD_SETMODE SetMode;
PDD_WAITFORVERTICALBLANK WaitForVerticalBlank;
PDD_CANCREATESURFACE CanCreateSurface;
PDD_CREATEPALETTE CreatePalette;
PDD_GETSCANLINE GetScanLine;
PDD_MAPMEMORY MapMemory;
} DD_CALLBACKS;
メンバー
dwSize
この構造体のサイズをバイト単位で指定します。
dwFlags
ドライバーが実装した Microsoft DirectDraw コールバック関数を示します。 dwFlags で設定されたすべてのビットについて、ドライバーは、この構造体の対応する関数ポインター メンバーを初期化する必要があります。 このメンバーには、次のフラグの 1 つ以上を指定できます。
- DDHAL_CB32_CANCREATESURFACE
- DDHAL_CB32_CREATEPALETTE
- DDHAL_CB32_CREATESURFACE
- DDHAL_CB32_GETSCANLINE
- DDHAL_CB32_MAPMEMORY
- DDHAL_CB32_SETCOLORKEY
- DDHAL_CB32_SETMODE
- DDHAL_CB32_WAITFORVERTICALBLANK
DestroyDriver
Microsoft Windows 2000 以降では使用されておらず、ドライバーでは無視する必要があります。
CreateSurface
ドライバー提供の DdCreateSurface コールバックを 指します。
SetColorKey
ドライバー提供の DdSetColorKey コールバックを指します。
SetMode
Windows 2000 以降では使用されず、ドライバーでは無視する必要があります。
WaitForVerticalBlank
ドライバーが提供する DdWaitForVerticalBlank コールバックを指します。
CanCreateSurface
ドライバー提供の DdCanCreateSurface コールバックを 指します。
CreatePalette
ドライバー提供の DdCreatePalette コールバックを指 します。
GetScanLine
ドライバーが提供する DdGetScanLine コールバックを 指します。
MapMemory
ドライバー提供の DdMapMemory コールバックを指します。
注釈
ディスプレイ ドライバーが使用しないエントリは NULL に設定する必要があります。 GDI は、この構造体のメモリを割り当て、ドライバーの DrvEnableDirectDraw 関数を呼び出して初期化します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
Header | ddrawint.h (Winddi.h を含む) |