DWRITE_OUTLINE_THRESHOLD列挙 (dwrite_1.h)

DWRITE_OUTLINE_THRESHOLD列挙には、アウトライン モードでグリフをレンダリングするかどうかを決定するために IDWriteFontFace1::GetRecommendedRenderingMode メソッドによって使用されるポリシーを指定する値が含まれています。

構文

typedef enum DWRITE_OUTLINE_THRESHOLD {
  DWRITE_OUTLINE_THRESHOLD_ANTIALIASED,
  DWRITE_OUTLINE_THRESHOLD_ALIASED
} ;

定数

 
DWRITE_OUTLINE_THRESHOLD_ANTIALIASED
グラフィックス システムでは、アンチエイリアスされたアウトラインがレンダリングされます。
DWRITE_OUTLINE_THRESHOLD_ALIASED
グラフィックス システムは、別名付きアウトラインをレンダリングします。

解説

グリフは、パフォーマンス上の理由から、既定では大きなサイズでアウトライン モードでレンダリングされますが、サイズ (つまり、アウトラインしきい値) は、アウトライン レンダリングの品質によって異なります。 グラフィックス システムがアンチエイリアスアウトラインをレンダリングする場合は、比較的低いしきい値が使用されます。 ただし、グラフィックス システムがエイリアス化されたアウトラインをレンダリングする場合は、はるかに高いしきい値が使用されます。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 8 および Windows 7 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012 および Windows Server 2008 R2 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリのみ]
Header dwrite_1.h

関連項目

IDWriteFontFace1::GetRecommendedRenderingMode