STD_ALERT 構造体 (lmalert.h)
STD_ALERT構造体には、重要なイベントが発生した日時が含まれます。 構造体には、アラート クラスと、アラート メッセージを発生させるアプリケーションの名前も含まれています。 NetAlertRaise 関数を使用してアラート メッセージを送信する場合は、STD_ALERT構造を指定する必要があります。
構文
typedef struct _STD_ALERT {
DWORD alrt_timestamp;
WCHAR alrt_eventname[EVLEN + 1];
WCHAR alrt_servicename[SNLEN + 1];
} STD_ALERT, *PSTD_ALERT, *LPSTD_ALERT;
メンバー
alrt_timestamp
型: DWORD
イベントの日時。 この値は、GMT 1970 年 1 月 1 日の 00:00:00 から経過した秒数として格納されます。
alrt_eventname[EVLEN + 1]
種類: WCHAR[EVLEN + 1]
アラート クラス (イベントの種類) を示す Unicode 文字列。 このパラメーターには、次の定義済みの値のいずれか、またはネットワーク アプリケーション用に定義した別のアラート クラスを指定できます。 (アラートのイベント名には、任意のテキスト文字列を指定できます)。
alrt_servicename[SNLEN + 1]
種類: WCHAR[SNLEN + 1]
アラート メッセージを発生させるサービス アプリケーションを示す Unicode 文字列。
解説
STD_ALERT構造体の後には、1 つのADMIN_OTHER_INFO、ERRLOG_OTHER_INFO、PRINT_OTHER_INFO、またはUSER_OTHER_INFO構造体が続く必要があります。 必要に応じて、これらの構造体の後に可変長データを指定できます。 呼び出し元のアプリケーションは、アラート メッセージ バッファー内のすべての構造体と可変長データにメモリを割り当てる必要があります。
STD_ALERT構造体とADMIN_OTHER_INFO構造を使用して管理アラートを発生させるコード サンプルについては、「NetAlertRaise」を参照してください。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
Header | lmalert.h (include Lm.h) |