MMC_COLUMN_DATA構造体 (mmc.h)

MMC_COLUMN_DATA構造は MMC 1.2 で導入されています。

MMC_COLUMN_DATA構造体には、列セット内の 1 つの列の列データが含まれています。 列データは MMC によってメモリに保持されます。 MMC_COLUMN_SET_DATA構造体は、MMC_COLUMN_DATA構造体の配列へのポインターを保持します。

構文

typedef struct _MMC_COLUMN_DATA {
  int       nColIndex;
  DWORD     dwFlags;
  int       nWidth;
  ULONG_PTR ulReserved;
} MMC_COLUMN_DATA;

メンバー

nColIndex

列の 0 から始まるインデックス値。

dwFlags

定義されているフラグHDI_HIDDEN (= 0x0001)、列が非表示であることを示します。 フィールドの既定値は 0 で、列が表示されていることを示します。

nWidth

列の幅。

ulReserved

現在は使用しません。

解説

MMC_COLUMN_DATA構造体の dwFlags メンバーを設定すると、 IColumnData::SetColumnConfigData の呼び出しで、スナップインで列セット内の列を非表示または表示できます。 ただし、列セットの列 "0" を非表示にすることはできません。 これは、結果ウィンドウ のアイコンが最初の列に正しく挿入され、MMC_VERB_RENAMEコンソール動詞が正しく機能することを確認するためです。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows Vista
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008
Header mmc.h

関連項目

CCF_COLUMN_SET_ID

MMC_COLUMN_SET_DATA

列の永続化の使用