IStdMarshalInfo::GetClassForHandler メソッド (objidlbase.h)

標準マーシャリング中に変換先プロセスで使用されるオブジェクト ハンドラーの CLSID を取得します。

構文

HRESULT GetClassForHandler(
  [in]  DWORD dwDestContext,
  [in]  void  *pvDestContext,
  [out] CLSID *pClsid
);

パラメーター

[in] dwDestContext

変換先コンテキスト、つまり、マーシャリング解除が実行されるプロセス。 指定できる値は、列挙 MSHCTX から取得されます。

[in] pvDestContext

このパラメーターは NULL である必要があります。

[out] pClsid

ハンドラーの CLSID へのポインター。

戻り値

このメソッドは、E_INVALIDARG、E_OUTOFMEMORY、E_UNEXPECTED、S_OKの標準戻り値を返すことができます。

注釈

実装者へのメモ

IStdMarshalInfo::GetClassForHandler の実装では、独自の CLSID を返す必要があります。 これにより、オブジェクトを別のサーバーで作成できます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー objidlbase.h (ObjIdl.h を含む)

こちらもご覧ください

IStdMarshalInfo