IComThreadingInfo インターフェイス (objidlbase.h)

呼び出し元が実行しているアパートメントとスレッドに関する次の情報を取得できます。アパートメントの種類、スレッドの種類、スレッド GUID。 また、スレッド GUID を指定することもできます。

継承

IComThreadingInfo インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IComThreadingInfo には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IComThreadingInfo インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IComThreadingInfo::GetCurrentApartmentType

IComThreadingInfo::GetCurrentApartmentType (objidlbase.h) メソッドは、呼び出し元が実行しているアパートメントの種類を取得します。
IComThreadingInfo::GetCurrentLogicalThreadId

IComThreadingInfo::GetCurrentLogicalThreadId (objidlbase.h) メソッドは、呼び出し元が実行しているスレッドの GUID を取得します。
IComThreadingInfo::GetCurrentThreadType

IComThreadingInfo::GetCurrentThreadType (objidlbase.h) メソッドは、呼び出し元が実行しているスレッドの種類を取得します。
IComThreadingInfo::SetCurrentLogicalThreadId

IComThreadingInfo::SetCurrentLogicalThreadId (objidlbase.h) メソッドは、呼び出し元が実行しているスレッドの GUID を設定します。

注釈

現在のコンテキストのこのインターフェイスのインスタンスは、 CoGetObjectContext を使用して取得できます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー objidlbase.h (ObjIdl.h を含む)