PROCESS_INFORMATION_CLASS列挙 (processthreadsapi.h)

  • [アーティクル]

プロセス情報の特定のクラスを示します。 この列挙体の値は 、GetProcessInformation 関数と SetProcessInformation 関数に渡され、関数呼び出しの void ポインター引数で渡されるプロセス情報の種類を指定します。

構文

typedef enum _PROCESS_INFORMATION_CLASS {
  ProcessMemoryPriority,
  ProcessMemoryExhaustionInfo,
  ProcessAppMemoryInfo,
  ProcessInPrivateInfo,
  ProcessPowerThrottling,
  ProcessReservedValue1,
  ProcessTelemetryCoverageInfo,
  ProcessProtectionLevelInfo,
  ProcessLeapSecondInfo,
  ProcessMachineTypeInfo,
  ProcessOverrideSubsequentPrefetchParameter,
  ProcessMaxOverridePrefetchParameter,
  ProcessInformationClassMax
} PROCESS_INFORMATION_CLASS;

定数

 
ProcessMemoryPriority
プロセス情報は、 MEMORY_PRIORITY_INFORMATION 構造体によって表されます。 アプリケーションで、バックグラウンド操作を実行するスレッドの既定のメモリ優先度を下げたり、ファイルやデータにアクセスして、間もなく再びアクセスすることが想定されていないデータにアクセスしたりできます。
ProcessMemoryExhaustionInfo
プロセス情報は、 PROCESS_MEMORY_EXHAUSTION_INFO 構造体で表されます。 割り当てがメモリのコミットに失敗した場合に、アプリケーションがプロセスを終了するように構成できるようにします。
ProcessAppMemoryInfo
プロセス情報は、 APP_MEMORY_INFORMATION 構造体によって表されます。 アプリケーションがコミットの使用状況と、このプロセスで使用できる追加のコミットに対してクエリを実行できるようにします。 呼び出し元が実際にコミット制限を取得することを許可しません。
ProcessInPrivateInfo
プロセスが ProcessInPrivate モードに設定されていて、トレース セッションで EVENT_ENABLE_PROPERTY_EXCLUDE_INPRIVATE フラグが設定されている場合、トレース セッションはそのプロセスからすべてのイベントを削除します。
ProcessPowerThrottling
プロセス情報は、 PROCESS_POWER_THROTTLING_STATE 構造体によって表されます。 アプリケーションで、電源管理時にターゲット プロセスのアクティビティを調整する方法を構成できるようにします。
ProcessReservedValue1
予約済み。
ProcessTelemetryCoverageInfo
予約済み。
ProcessProtectionLevelInfo
プロセス情報は、 PROCESS_PROTECTION_LEVEL_INFORMATION 構造体で表されます。
ProcessLeapSecondInfo
プロセス情報は、 PROCESS_LEAP_SECOND_INFO 構造体で表されます。
ProcessMachineTypeInfo
プロセスは、 PROCESS_MACHINE_INFORMATION 構造体で表されます。
ProcessOverrideSubsequentPrefetchParameter
SetProcessInformation 関数の呼び出しで使用して、それを呼び出したアプリケーションのOVERRIDE_PREFETCH_PARAMETER構造を設定できます。 プリフェッチ パラメーターは、同じプロセス名に対して異なるファイル アクセス パターンを区別するために使用されます。
ProcessMaxOverridePrefetchParameter
GetProcessInformation 関数の呼び出しで使用して、OVERRIDE_PREFETCH_PARAMETER構造体の最大許容値 (包括的) を照会できます。 (プリフェッチ パラメーターは、同じプロセス名に対して異なるファイル アクセス パターンを区別するために使用されます)。
ProcessInformationClassMax
この列挙体の最大値。 この値は、将来のバージョンで変更される可能性があります。

要件

要件 値
サポートされている最小のクライアント Windows ビルド 22000
サポートされている最小のサーバー Windows ビルド 22000
Header processthreadsapi.h

こちらもご覧ください

GetProcessInformation 関数、 SetProcessInformation 関数、 APP_MEMORY_INFORMATION構造体、 PROCESS_MACHINE_INFORMATION構造体、 PROCESS_MEMORY_EXHAUSTION_INFO構造体