SetupGetIntField 関数 (setupapi.h)

[この機能は、[要件] セクションに示されているオペレーティング システムで使用できます。 今後のバージョンでは変更されるか、利用できなくなる場合もあります。 SetupAPI は、アプリケーションのインストールに使用されなくなりました。 代わりに、Windows インストーラーを使用してアプリケーション インストーラーを開発します。 SetupAPI は、引き続きデバイス ドライバーのインストールに使用されます。

SetupGetIntField 関数は、INF ファイル内の行の指定されたフィールドから整数値を取得します。

構文

WINSETUPAPI BOOL SetupGetIntField(
  [in]  PINFCONTEXT Context,
  [in]  DWORD       FieldIndex,
  [out] PINT        IntegerValue
);

パラメーター

[in] Context

INF ファイル内の行のコンテキストへのポインター。

[in] FieldIndex

整数の取得元となる指定した行内のフィールドの 1 から始まるインデックス。

FieldIndex が 0 の場合は、整数キーを取得できます (たとえば、次の INF 行 431 = 1、2、4 とします)。SetupGetIntFieldFieldIndex 0 で呼び出された場合、値 431 は IntegerValue が指す変数に格納されます。

[out] IntegerValue

整数を受け取る変数へのポインター。 フィールドが整数でない場合、関数は失敗し、 GetLastError の呼び出しはERROR_INVALID_DATAを返します。

戻り値

関数が成功した場合、戻り値は 0 以外の値になります。

関数が失敗した場合は、0 を返します。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。

解説

整数フィールドは、正の (+) または負の (-) 符号で始まる場合があります。 ファイルの先頭に 0x または 0X が付いている場合を除き、10 進数として解釈されます。その場合は 16 進数です。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP (デスクトップ アプリのみ)
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー setupapi.h
Library Setupapi.lib
[DLL] Setupapi.dll
API セット ext-ms-win-setupapi-inf-l1-1-1 (Windows 10 バージョン 10.0.14393 で導入)

関連項目

関数

概要

SetupGetBinaryField

SetupGetMultiSzField

SetupGetStringField