ISyncMgrSessionCreator インターフェイス (syncmgr.h)
ハンドラーまたは外部アプリケーションが同期が開始されたことを同期センターに通知し、進行状況とイベントを報告できる 1 つのメソッドを公開します。
継承
ISyncMgrSessionCreator インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承します。 ISyncMgrSessionCreator には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
ISyncMgrSessionCreator インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
ISyncMgrSessionCreator::CreateSession 指定した項目の同期が開始されたことを同期センターに通知します。 |
注釈
このインターフェイスは、 ISyncMgrHandler::Synchronize に渡されます。 ハンドラーは、 Synchronize 実装でセッションを作成することを選択できます。 これにより、ハンドラーは進行状況とイベント自体を報告したり、進行状況とイベント自体を報告するバックグラウンド プロセスを通知したりできます。
または、ハンドラーは、CLSID_SyncMgrClient オブジェクトを作成する外部プロセスを通知することを選択できます。 サービスなどの外部プロセスで自動同期を実行するハンドラーが実装されている場合は、同期センターがユーザーの UI を更新できるように、同期センターに進行状況レポートを提供できる必要があります。 ハンドラーは、同期センターの [ 同期結果 ] フォルダーにイベントを追加できる必要もあります。 外部プロセスは、CLSCTX_SERVER フラグと ISyncMgrSessionCreator IID を CoCreateInstance に渡すことによって、CLSID_SyncMgrClient オブジェクトを作成します。 これにより、そのプロセスで進行状況とイベントを報告したり、ユーザーが同期を取り消したかどうかを同期センターに確認したりできます。 ただし、 ISyncMgrSessionCreator は外部プロセスにマーシャリングできないことに注意してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | syncmgr.h |