ITableProvider インターフェイス (uiautomationcore.h)
子要素のコレクションのコンテナーとして機能するコントロールへのアクセスを提供します。 この要素の子は ITableItemProvider を 実装し、キーボードを使用して走査できる 2 次元の論理座標系で編成する必要があります。
継承
ITableProvider インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 ITableProvider には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
ITableProvider インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
ITableProvider::get_RowOrColumnMajor テーブルのトラバーサルの主な方向を指定します。 |
ITableProvider::GetColumnHeaders テーブル内のすべての列ヘッダーを表す Microsoft UI オートメーション プロバイダーのコレクションを取得します。 |
ITableProvider::GetRowHeaders テーブル内のすべての行ヘッダーを表す Microsoft UI オートメーション プロバイダーのコレクションを取得します。 |
注釈
このコントロール パターンは IGridProvider に似ていますが、 ITableProvider を実装するコントロールでは、各子要素の列または行ヘッダーリレーションシップも公開する必要がある点が区別されます。
ITableProvider を実装するコントロールは、テーブル コントロールの固有のグリッド機能を公開するために、IGridProvider を実装する必要もあります。
Table コントロール パターンとグリッド コントロール パターンをサポートする必要があるUI オートメーション プロバイダーに実装されます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP [デスクトップ アプリ | UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | uiautomationcore.h (UIAutomation.h を含む) |