WNetDisconnectDialog1A 関数 (winnetwk.h)

WNetDisconnectDialog1 関数は、ネットワーク リソースの切断を試みます。 基になるネットワークからERROR_OPEN_FILESが返された場合、この関数はユーザーに確認を求めます。 エラーが発生した場合、関数はユーザーに通知します。 この関数では、切断試行のパラメーターを指定するために DISCDLGSTRUCT が必要です。

構文

DWORD WNetDisconnectDialog1A(
  [in] LPDISCDLGSTRUCTA lpConnDlgStruct
);

パラメーター

[in] lpConnDlgStruct

DISCDLGSTRUCT 構造体へのポインター。 構造体は、切断試行の動作を指定します。

戻り値

関数が成功した場合、戻り値はNO_ERROR。 ユーザーがダイアログ ボックスをキャンセルすると、戻り値は –1 になります。

関数が失敗した場合、戻り値は システム エラー コード (次のいずれかの値など) です。

リターン コード 説明
ERROR_CANCELLED
システムが切断に関する決定をユーザーに求めると、ユーザーは切断しないことを選択しました。
ERROR_OPEN_FILES
ユーザーが接続をアクティブに使用しているため、切断できません。
ERROR_BUSY
ネットワーク プロバイダーがビジー状態 (おそらく初期化中) です。 呼び出し元は再試行する必要があります。
ERROR_NO_NETWORK
ネットワークが利用できません。
ERROR_NOT_ENOUGH_MEMORY
ダイアログ ボックスを起動するためのメモリが不足しています。
ERROR_EXTENDED_ERROR
ネットワーク固有のエラーが発生しました。 WNetGetLastError 関数を呼び出して、エラーの説明を取得します。

解説

注意

winnetwk.h ヘッダーは、WNetDisconnectDialog1 をエイリアスとして定義し、UNICODE プリプロセッサ定数の定義に基づいて、この関数の ANSI または Unicode バージョンを自動的に選択します。 encoding-neutral エイリアスの使用を encoding-neutral ではないコードと混在すると、コンパイル エラーまたはランタイム エラーが発生する不一致が発生する可能性があります。 詳細については、「 関数プロトタイプの規則」を参照してください。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー winnetwk.h
Library Mpr.lib
[DLL] Mpr.dll

関連項目

DISCDLGSTRUCT

WNetConnectionDialog

WNetConnectionDialog1

WNetDisconnectDialog

Windows ネットワーク (WNet) の概要

Windows ネットワーク関数