COM+アプリケーションの概要

COM+ アプリケーションは、コンポーネント サービスの管理とセキュリティの主要な単位であり、一般的に関連する機能を実行する COM コンポーネントのグループで構成されます。 これらのコンポーネントは、次の図に示すように、インターフェイスとメソッドでさらに構成されます。

Diagram that shows interfaces and methods inside boxes, in order of Method inside Interface inside Component inside COM+ Application.

コンポーネント サービス管理ツールを使用すると、新しい COM+ アプリケーションの作成、アプリケーションへのコンポーネントの追加、アプリケーションとそのコンポーネントの属性の設定を行うことができます。

COM+ アプリケーションとして COM コンポーネントの論理グループを作成することで、COM+ の次の利点を活用できます。

  • COM コンポーネントのデプロイ スコープ。
  • セキュリティ境界やキューなど、COM コンポーネントの一般的な構成スコープ。
  • コンポーネント開発者が提供しないコンポーネント属性のストレージ (トランザクションや同期など)。
  • 必要に応じてプロセス (DLLHost.exe) に読み込まれたコンポーネントのダイナミック リンク ライブラリ (DLL)。
  • コンポーネントをホストするマネージド サーバー プロセス。
  • コンポーネントによって使用されるスレッドの作成と管理。
  • リソース ディスペンサーのコンテキスト オブジェクトにアクセスし、取得したリソースをコンテキストに自動的に関連付けることができるようにします。 (COM コンポーネントとコンテキストの詳細については、「COM+ コンテキスト」を参照してください。)

COM+アプリケーションの開発

COM+ アプリケーションの一部

COM+ アプリケーションの種類