パーティションの実装

COM+ がアプリケーション サーバーにインストールされると、グローバル パーティションと呼ばれるパーティションが自動的に作成されます。 グローバル パーティションには、COM+ アプリケーションの標準セットが含まれています。 グローバル パーティションにインストールされている COM+ アプリケーションは、サーバー上のすべてのユーザーが自動的に使用可能になります。 サーバー上のすべてのユーザーが使用可能にする他の COM+ アプリケーションがある場合、グローバル パーティションに追加できます。

グローバル パーティションに加えて、そのサーバー上のユーザーのみ、またはドメイン全体のユーザーに対して他のパーティションを作成できます。 追加のパーティションを作成し、COM+ アプリケーションの複数の構成をインストールすると、ユーザーは同じコンピューターでこれらのアプリケーション構成を同時に実行できます。 さらに、COM+ アプリケーションをグローバル パーティション以外のパーティションにインストールすることにより、それらのアプリケーションへのユーザー アクセスを制御できます。

Windows XP: COM+ パーティションを作成、構成、または委任する機能は使用できません。 グローバル パーティションは、使用可能な唯一の COM+ パーティションです。

Active Directory 内で定義されているローカル パーティションとパーティションについて詳しくは、次のトピックをご覧ください。

アプリケーション設計の制限事項

COM+ キューに登録されたコンポーネントとパーティション

パーティション内のコンポーネントの登録とアクティブ化

COM+ パーティションとは