リソース ファイルについて

RC を使用して Windows ベースのアプリケーションにリソースを含めるには、次の操作を行います。

  1. カーソル、アイコン、ビットマップ、ダイアログ ボックス、フォントの個々のファイルを作成します。
  2. アプリケーションで使用されるリソースを記述するリソース定義スクリプト (.rc ファイル) を作成します。
  3. RC を使用してスクリプトをコンパイルします。 詳細については、「RC の使用 (RC コマンド ライン)」を参照してください。
  4. コンパイルされたリソース (.res) ファイルを、リンカーを使用してアプリケーションの実行可能ファイルにリンクします。

リソース ファイルは、拡張子が .rc のテキスト ファイルです。 ファイルには、1 バイト文字、2 バイト文字、または Unicode 文字を使用できます。 RC プリプロセッサの構文とセマンティクスは、Microsoft C/C++ コンパイラの構文とセマンティクスに似ています。 ただし、RC では、スクリプト内のプリプロセッサ ディレクティブ、定義、プラグマのサブセットがサポートされています。

スクリプト ファイルはリソースを定義します。 アイコンやカーソルなど、別のファイルに存在するリソースの場合、スクリプトはリソースとそのリソースを含むファイルを指定します。 メニューなどの一部のリソースでは、リソースの定義全体がスクリプト内に存在します。

次のトピックでは、スクリプト ファイルに含めることができる情報について説明します。