/oldnames スイッチ

/oldnames スイッチは、バージョン番号を含まないインターフェイス名を生成するように MIDL コンパイラに指示します。

midl /oldnames

スイッチ のオプション

このスイッチにはパラメーターがありません。

解説

MIDL コンパイラは、スタブで生成されるインターフェイス名 (たとえば、iface_v1_0_ServerIfHandle) にインターフェイスのバージョン番号を組み込みます。 この名前付け形式は、OSF DCE IDL コンパイラで使用される形式と一致します。 ただし、MIDL 1.0 コンパイラで使用される名前付け形式とは異なります。 MIDL 1.0 コンパイラでは、インターフェイス名 (iface_ServerIfHandle など) にバージョン番号が含まれていませんでした。 /oldnames スイッチを使用すると、バージョン番号を含まないインターフェイス名を生成するように MIDL コンパイラに指示できます。 このように、形式は MIDL 1.0 コンパイラによって生成された名前と一致します。

MIDL 1.0 コンパイラによって生成されたスタブで使用するために記述されたサーバー アプリケーション コードがあり、MIDL によって生成されたインターフェイス名 ( RpcServerRegisterIf の呼び出しなど) を参照している場合は、バージョン 2.0 以降の MIDL コンパイラでサポートされているインターフェイス名のスタイルを参照するように変更する必要があります。 または、MIDL コンパイラを呼び出すときに /oldnames スイッチを使用することもできます。

midl /oldnames filename.idl

関連項目

一般的な MIDL コマンド ライン構文

インターフェイス定義 (IDL) ファイル