AppSearch テーブル
AppSearch テーブルには、特定のファイル シグネチャを持つファイルを検索するために必要なプロパティが含まれています。 AppSearch テーブルを使用して、レジストリまたは .ini ファイル エントリの既存の値にプロパティを設定することもできます。
AppSearch テーブルには、次の列があります。
Column | 種類 | キー | Nullable |
---|---|---|---|
プロパティ | Identifier | Y | N |
Signature_ | Identifier | Y | N |
[列]
-
Property
-
AppSearch アクションを実行すると、このプロパティは、Signature_ 列によって示されるファイルの場所に設定されます。 このプロパティは、ファイル シグネチャがユーザーのコンピューターに存在する場合に設定されます。 この列で使用されるプロパティは パブリック プロパティで、小文字を含まない識別子を持っている必要があります。
Property フィールドにリストされているプロパティは、Property テーブルで、またはコマンド ラインから初期化できます。 AppSearch アクションでシグネチャが見つかった場合、インストーラーは初期化されたプロパティ値を見つかった値でオーバーライドします。 シグネチャが見つからない場合は、初期プロパティ値が使用されます。 プロパティが初期化されなかった場合、プロパティはシグネチャが見つかった場合にのみ設定されます。 それ以外の場合、プロパティは未定義になります。
-
Signature_
-
Signature_ 列は、シグネチャと呼ばれる一意の識別子が含まれており、RegLocator、IniLocator、CompLocator、および DrLocator テーブルの外部キーでもあります。 ファイルを検索する場合、この列の値も Signature テーブルの外部キーである必要があります。 この列の値が Signature テーブルにリストされていない場合、インストーラーは検索対象がディレクトであると判断します。
解説
"シーケンス テーブル" の AppSearch アクションは、このテーブルの情報を処理します。 "シーケンス テーブル" の使用については、「シーケンス テーブルの使用」を参照してください。
AppSearch アクションは、最初に CompLocator テーブル、2 番目に RegLocator テーブル、3 番目に IniLocator テーブル、最後に DrLocator テーブルを使ってシグネチャを検索します。 ファイル シグネチャは、Signature テーブルにリストされます。 Signature テーブルに含まれていないシグネチャはディレクトリを示し、アクションによりプロパティがそのシグネチャのディレクトリ パスに設定されます。
「既存のアプリケーション、ファイル、レジストリ エントリまたは .ini ファイル エントリの検索」を参照してください。
検証