Bitmap コントロール

ビットマップ コントロールでは、ビットマップまたは JPEG の静的画像ファイルが表示されます。 Windows インストーラーにより、自動的にバイナリ データの形式が判定され、画像が表示されます。 コントロールはアニメーションをサポートしていません。

Windows 8 および Windows Server 2012: 画像ファイルは、TIFF、JPEG、PNG、GIF、BMP、HDPhoto など、Windows Imaging Component (WIC) でサポートされている任意の標準形式にすることができます。 コントロールはアニメーションをサポートしていません。

コントロールの属性

このコントロールでは次の属性を使用できます。 イベントを使用して属性の値を変更するには、EventMapping テーブルの ControlEvent にコントロールをサブスクライブし、Attribute 列に属性の識別子を記載します。 Event 列に ControlEvent の識別子を入力します。

属性識別子 16 進数ビット 説明
Position ダイアログ ボックス内のコントロールの位置。 Control テーブルまたは BBControl テーブルの Width、Height、X、Y の各列に、コントロールの幅、高さ、左隅の座標を入力します。 長さと距離にはインストーラー単位を使用します。
テキスト Binary テーブルに格納されているビットマップの名前を含みます。 Binary テーブルに格納されているビットマップを表示するには、次の操作を行います。 Binary テーブルの [名前] 列に表示されるビットマップ画像の名前を、このコントロールの Control テーブル レコードの [テキスト] 列に入力します。
[表示] 0x00000000 0x00000001
表示されないコントロール。 表示されるコントロール。
作成時にコントロールを表示または非表示にするには、Control テーブルまたは BBControl テーブルの Attributes 列のビット ワードに、このビットを含めます。
ControlCondition テーブルを使って、コントロールの非表示または表示を設定することもできます。
Sunken 0x00000000 0x00000004
既定の表示スタイルを表示します。 浮き彫りの 3-D の外観を使ってコントロールを表示します。
Control テーブルの Attributes 列のビット ワードにこれらのビットを含めます。
FixedSize コントロール 0x00000000 0x00100000
コントロールに合わせてビットマップ画像を拡大します。 コントロール内のビットマップ画像をトリミングするか、中央に表示します。
BBControl テーブルまたは Control テーブルの Attributes 列のビット ワードにこのビットを含めます。

解説

このコントロールは、CreateWindowEx 関数を使用して、STATIC クラスから作成できます。 これには、SS_BITMAPSS_CENTERIMAGEWS_CHILDWS_GROUP のスタイルがあります。