EventMapping テーブル
EventMapping テーブルには、コントロール イベントに登録するコントロールが含まれます。また、そのイベントが別のコントロールまたはインストーラーによって公開される際に変更される属性が含まれます。
EventMapping テーブルには、次の列があります。
Column | 種類 | キー | Nullable |
---|---|---|---|
Dialog_ | Identifier | Y | N |
Control_ | Identifier | Y | N |
イベント | Identifier | Y | N |
属性 | Identifier | N | N |
[列]
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Dialog_
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Dialog テーブルの最初の列への外部キー。 このフィールドと Control_ フィールドを合わせてコントロールを特定します。
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Control_
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Control テーブルの 2 番目の列への外部キー。 このフィールドと Dialog_ フィールドを合わせてコントロールを特定します。
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Event
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このフィールドは、コントロールが登録するイベントの種類を指定する識別子です。 詳細については、「ControlEvent の概要」を参照してください。
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Attribute
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Event 列のイベントを受け取ったときに設定される Control_ 属性の名前。 イベントの Argument は、コントロールのこの属性を変更するための属性呼び出しの引数として渡されます。
解説
ControlEvent テーブルによって指定されるコントロール イベントは、ユーザーが PushButton コントロール、CheckBox コントロール、または SelectionTree コントロールを操作したときに開始されます。 ユーザーがコントロール イベントを開始するために使用できるコントロールはこれらのみです。
ダイアログ ボックス上の複数のコントロールを同じイベントに登録することができます。
次の一覧で、EventMapping テーブルの一般的な用途について説明します。
- Windows インストーラーによって公開される ActionText ControlEvent、ActionData ControlEvent、ScriptInProgress ControlEvent または TimeRemaining ControlEvent に Text コントロールを登録します。
- ProgressBar コントロールまたは Billboard コントロールに SetProgress ControlEvent を登録します。
- DirectoryCombo コントロールに IgnoreChange ControlEvent を登録します。
- SelectionTree コントロールと同じダイアログに配置された PushButton コントロールを自動的に無効にします。 SelectionTree コントロールに機能が指定されていないときにプッシュ ボタンを無効にするには、EventMapping テーブルを使用して、PushButton コントロールを SelectionNoItems ControlEvent に登録します。 EventMapping テーブルの Attributes フィールドに「Enable」を入力します。
- 同じダイアログの SelectionTree コントロールで選択されている機能のインストール場所のパスを示す Text コントロールを表示します。 EventMapping テーブルを使用して、Text コントロールを、SelectionTree コントロールによって公開される SelectionPathOn ControlEvent と SelectionPath ControlEvent の両方に登録します。
- 同じダイアログに配置された SelectionTree コントロールで強調表示されている項目の説明を示す Text コントロールを表示するには、EventMapping テーブルを使用して、Text コントロールを SelectionDescription ControlEvent、SelectionSize ControlEvent または SelectionAction ControlEvent に登録します。 EventMapping テーブルの Attribute フィールドに「Text」を入力します。
検証