ScriptInProgress ControlEvent

インストーラーは、このイベントを使用して、インストールの実行スクリプトのコンパイル中に情報文字列を表示します。 情報文字列は、この ControlEvent をサブスクライブする Text コントロールによってダイアログ ボックスに表示できます。 このイベントは、EventMapping テーブルで作成する必要があります。

この ControlEvent は、"基本的な UI"、"縮小 UI"、または "完全な UI" の各レベルで実行されるユーザー インターフェイスによって処理できます。 UI レベルの詳細については、「ユーザー インターフェイス レベル」を参照してください。

公開者

この ControlEvent はインストーラーによって発行されます。

引数

[なし] :

サブスクライバーに対するアクション

ScriptInProgress をサブスクライブする Text コントロールには、UIText テーブルで指定されたテキスト文字列が表示されます。

一般的な用途

実行スクリプトのコンパイル中に、スクリプト実行の開始前の残りの時間を示す ProgressBar がインストーラーに表示されます。 パッケージ作成者は、この時点で ProgressBar について説明する暫定メッセージを表示できます。 暫定メッセージを表示するには、ProgressBar と同じモードレス ダイアログ ボックスに Text コントロールを含めます。 この Text コントロールが EventMapping テーブルを介して ScriptInProgress ControlEvent をサブスクライブするように指定します。 "キー" フィールドに ScriptInProgress が指定された UIText テーブルにエントリを含めます。 UIText テーブルの "テキスト" フィールドに、暫定メッセージをテキスト文字列として指定します。 その後、スクリプトのコンパイル中に、インストーラーによってテキスト コントロール内にこの文字列が表示されます。 表示されたテキストは、スクリプトのコンパイルが完了するとすぐに消えます。

ScriptInProgress ControlEvent をサブスクライブするのと同じテキスト コントロールで TimeRemaining ControlEvent をサブスクライブすることもできます。 この場合、暫定の ScriptInProgress 文字列のテキストが消えるにつれて、"残り時間: xx 分" 文字列に置き換えられます。