GroupBox コントロール

GroupBox コントロールでは、ダイアログ ボックス上の他のコントロールをまとめてグループ化するために使用できる四角形と、必要に応じて説明テキストが表示されます。

コントロールの属性

GroupBox コントロールでは次の属性を使用できます。 イベントを使用して属性の値を変更するには、EventMapping テーブルの ControlEvent にコントロールをサブスクライブし、Attribute 列に属性の識別子を記載します。 Event 列に ControlEvent の識別子を入力します。

属性識別子 16 進数ビット 説明
Position   ダイアログ ボックス内のコントロールの位置。 Control テーブルまたは BBControl テーブルの Width、Height、X、Y の各列に、コントロールの幅、高さ、左隅の座標を入力します。 長さと距離にはインストーラー単位を使用します。
テキスト コントロールの左上隅に説明を表示します。 テキスト文字列のフォントとフォント スタイルを設定するには、表示される文字の文字列の先頭に {\style} または {&style} を付けます。 ここで、style は、TextStyle テーブルの TextStyle 列に記載されている識別子です。 これらのどちらも存在しないが、DefaultUIFont プロパティが有効なテキスト スタイルとして定義されている場合は、そのフォントが使用されます。
[表示] 0x00000000 0x00000001
表示されないコントロール。 可視のコントロール。
作成時にコントロールを表示または非表示にするには、Control テーブルまたは BBControl テーブルの Attributes 列のビット ワードに、このビットを含めます。
ControlCondition テーブルを使って、コントロールの非表示または表示を設定することもできます。
Sunken 0x00000000 0x00000004
既定の表示スタイルを表示します。 浮き彫りの 3-D の外観を使ってコントロールを表示します。
Control テーブルの Attributes 列のビット ワードにこれらのビットを含めます。
RTLRO 0x00000000 0x00000020
コントロール内のテキストは、左から右への読み取り順序で表示されます。 コントロール内のテキストは、右から左への読み取り順序で表示されます。
RightAligned 0x00000000 0x00000040
コントロール内のテキストは、左揃えになります。 コントロール内のテキストは、右揃えになります。

 

解説

このコントロールは、CreateWindowEx 関数を使って、BUTTON クラスから作成できます。 これには、BS_GROUPBOXWS_CHILDWS_GROUP のスタイルがあります。

説明がない場合でも、コントロールのウィンドウの上端と表示されるフレームの間には、常にギャップがあります。