Icon コントロール

Icon コントロールは、アイコンの静的な画像を表示します。 画像の背景は透明です。

コントロールの属性

このコントロールでは次の属性を使用できます。 イベントを使用して属性の値を変更するには、EventMapping テーブルの ControlEvent にコントロールをサブスクライブし、Attribute 列に属性の識別子を記載します。 Event 列に ControlEvent の識別子を入力します。

属性識別子 16 進数ビット 説明
Position ダイアログ ボックス内のコントロールの位置。 Control テーブルの Width、Height、X、Y の各列に、コントロールの幅、高さ、左隅の座標を入力します。 長さと距離にはインストーラー単位を使用します。
テキスト Binary テーブルに格納されているアイコンの名前を含みます。 Binary テーブルに格納されているアイコンを表示するには、Binary テーブルに表示される画像のレコードの名前を、このコントロールの Control テーブル レコードの Text 列に入力します。
[表示] 0x00000000 0x00000001
表示されないコントロール。 表示されるコントロール。
コントロールの作成時にコントロールを表示可能にするか非表示にするかを設定するには、Control テーブルの Attributes 列のビット ワードにこのビットを含めます。
ControlCondition テーブルを使って、コントロールの非表示または表示を設定することもできます。
Sunken 0x00000000 0x00000004
既定の表示スタイルを表示します。 浮き彫りの 3-D の外観を使ってコントロールを表示します。
Control テーブルの Attributes 列のビット ワードにこれらのビットを含めます。
FixedSize 0x00000000 0x00100000
コントロールに合わせてアイコン画像を拡大します。 コントロール内のアイコン画像をトリミングするか、中央に表示します。
Control テーブルの Attributes 列のビット ワードにこのビットを含めます。
IconSize 0x00000000 0x00200000
0x00400000
0x00600000
最初の画像を読み込みます。 最初の 16 x 16 画像を読み込みます。
最初の 32 x 32 画像を読み込みます。
最初の 48 x 48 画像を読み込みます。
アイコン ファイルには、同じアイコンのさまざまなサイズの画像を含めることができます。 Control テーブルの Attributes 列に適切なビット ワードの値を含めます
これらのビットが設定されていない場合、インストーラーで FixedSize 属性は無視され、画像はコントロールの四角形に合わせて拡大されます。 IconSize ビットと FixedSize ビットの両方が設定されている場合、コントロールよりも小さい画像は中央に配置され、コントロールよりも大きい画像は収まるように縮小されます。

 

解説

このコントロールは、CreateWindowEx 関数を使用して、STATIC クラスから作成できます。 これには、SS_ICONSS_CENTERIMAGEWS_CHILDWS_GROUP のスタイルがあります。