IniFile テーブル

IniFile テーブルには、アプリケーションが.ini ファイルに設定する必要がある .ini 情報が含まれています。

IniFile テーブルには次の列があります。

Column 種類 キー Nullable
IniFile Identifier Y N
FileName FileName N N
DirProperty Identifier N Y
セクション Formatted N N
キー Formatted N N
Formatted N N
アクション 整数 N N
Component_ Identifier N N

 

[列]

IniFile

このテーブルのキー。

FileName

情報を書き込む.ini ファイルのローカライズ可能な名前。

DirProperty

.ini ファイルを含むフォルダーの完全パスに解決される値を持つプロパティの名前。 このプロパティには、Directory テーブル内のディレクトリの名前、AppSearch テーブルによって設定されたプロパティ、または完全なパスを表すその他のプロパティを指定できます。 このフィールドを空白のままにすると、WindowsFolder プロパティで指定された完全なパスを持つフォルダーに.ini ファイルが作成されます。

Section

ローカライズ可能な.ini ファイル セクション。

Key

セクション内のローカライズ可能な.ini ファイル キー。

Value

書き込まれるローカライズ可能な値。

Action

行われる変更の種類。

一定 16 進数 Decimal (10 進数型) 変更
msidbIniFileActionAddLine 0x000 0 .ini エントリを作成または更新します。
msidbIniFileActionCreateLine 0x001 1 エントリがまだ存在しない場合にのみ、.iniエントリを作成します。
msidbIniFileActionAddTag 0x003 3 新しいエントリを作成するか、既存のエントリに新しいコンマ区切りの値を追加します。

 

Component_

.ini 値のインストールを制御するコンポーネントを参照する Component テーブルの最初の列への外部キー。

解説

.ini ファイル情報は、対応するコンポーネントがローカルとして、またはソースから実行としてインストールされるように選択されている場合に書き出されます。

このテーブルは、WriteIniValues アクションまたは RemoveIniValues アクションが実行されるときに参照されます。

検証

ICE03
ICE06
ICE32
ICE46
ICE69
ICE88
ICE91