システム復元ポイントと Windows インストーラー

システムの復元では、ユーザーのコンピューター上の主要なシステム変更が自動的に監視され、記録されます。 詳細については、「システムの復元」を参照してください。

システム復元ポイントはシステムによって作成され、ソフトウェアのインストールまたは削除時に Windows インストーラーによっても作成されます。

Windows XP では、インストーラーにより、アプリケーションの最初のインストール時とその削除時にチェックポイントが作成される場合があります。 このインストーラーでは、少なくとも "基本的な UI" で変更が行われた場合にのみチェックポイントを作成します。 ユーザー インターフェイス レベルが None に設定されているインストールは、通常、システムによって、またはチェックポイントの作成を処理する必要があるアプリケーションによって開始されます。 詳細については、「システムの復元」を参照してください。

小規模なアプリケーションを多数保有している企業では、管理者は、インストーラー内からチェックポイント処理を無効にしてパフォーマンスを向上させることができます。 詳細については、「LimitSystemRestoreCheckpointing」または「カスタム アクションからの復元ポイントの設定」を参照してください。

Windows インストーラー 5.0 以降では、インストールによりシステム復元ポイントが生成されないように MSIFASTINSTALL プロパティを設定することができます。