System.AppUserModel.ID
プロセス、ファイル、ウィンドウを特定のアプリケーションに関連付けるために使用される明示的なアプリケーション ユーザー モデル ID (AppUserModelID)。 場合によっては、システムによってプロセスに割り当てられた内部 AppUserModelID に依存するだけで十分です。 ただし、複数のプロセスを所有するアプリケーション、またはホスト プロセスで実行されているアプリケーションは、1 つのタスク バー ボタンの下に異なるウィンドウをグループ化し、そのアプリケーションのジャンプ リストの内容を制御できるように、このプロパティを使用して明示的に自身を識別する必要がある場合があります。
ウィンドウでこのプロパティを設定するには、 SHGetPropertyStoreForWindow を使用してウィンドウのプロパティ ストアを取得し、 IPropertyStore オブジェクトを取得した のメソッドを使用してそのウィンドウの System.AppUserModel.ID プロパティを設定します。
詳細については、「 アプリケーション ユーザー モデル ID (AppUserModelIDs)」を参照してください。
System.AppUserModel.ID プロパティが設定されると、タスク バーに通知され、AppUserModelID を指定すると、ウィンドウまたはショートカットの情報が更新されます。
その他のウィンドウプロパティとショートカット プロパティを明示的な AppUserModelID と組み合わせて使用すると、ウィンドウに関連付けられたグループ化とピン留め、タスク バーで使用される表示名とアイコン、アプリケーションのジャンプ リストを介してタスク バーにピン留めされたアプリケーションまたはアプリケーションの新しいインスタンスを起動するコマンドをさらに制御できます。 これらのプロパティは、 System.AppUserModel.ID プロパティを設定する前に設定する必要があります。 詳細については、次のトピックを参照してください。
- System.AppUserModel.PreventPinning
- System.AppUserModel.RelaunchCommand
- System.AppUserModel.RelaunchDisplayNameResource
- System.AppUserModel.RelaunchIconResource
Windows 10、バージョン 1703、Windows 10、バージョン 1607、Windows 10、バージョン 1511、Windows 10、バージョン 1507、Windows 8.1、Windows 8、Windows 7
propertyDescription
name = System.AppUserModel.ID
shellPKey = PKEY_AppUserModel_ID
formatID = 9F4C2855-9F79-4B39-A8D0-E1D42DE1D5F3
propID = 5
SearchInfo
InInvertedIndex = false
IsColumn = false
typeInfo
type = String
IsInnate = false
解説
PKEY 値は Propkey.h で定義されます。
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