お使いの Function App の管理

アプリ設定を表示するには、「Azure portal での作業開始」を参照してください。

[アプリ設定] タブでは、関数アプリに使用される設定を管理します。

1. アプリ設定の値を表示するには、[値の表示] を選択します。

2. 設定を追加するには、[+ 追加] を選択し、新しいキーと値のペアの [名前] と [値] を入力します。

   

az functionapp config appsettings list コマンドは、たとえば次のように、既存のアプリケーション設定を返します。

az functionapp config appsettings list --name <FUNCTION_APP_NAME> \
--resource-group <RESOURCE_GROUP_NAME>

az functionapp config appsettings set コマンドでは、アプリケーション設定を追加または更新します。 次の例では、CUSTOM_FUNCTION_APP_SETTING という名前のキーと 12345 の値で設定を作成しています。

az functionapp config appsettings set --name <FUNCTION_APP_NAME> \
--resource-group <RESOURCE_GROUP_NAME> \
--settings CUSTOM_FUNCTION_APP_SETTING=12345

Get-AzFunctionAppSetting コマンドレットは、たとえば次のように、既存のアプリケーション設定を返します。

Get-AzFunctionAppSetting -Name <FUNCTION_APP_NAME> -ResourceGroupName <RESOURCE_GROUP_NAME>

Update-AzFunctionAppSetting コマンドでは、アプリケーション設定を追加または更新します。 次の例では、CUSTOM_FUNCTION_APP_SETTING という名前のキーと 12345 の値で設定を作成しています。

Update-AzFunctionAppSetting -Name <FUNCTION_APP_NAME> -ResourceGroupName <RESOURCE_GROUP_NAME> -AppSetting @{"CUSTOM_FUNCTION_APP_SETTING" = "12345"}

関数アプリの発行プロファイルをダウンロードすることで、Azure portal で FTPS 発行資格情報を取得できます。

関数アプリの発行プロファイルをダウンロードするには、次を操作を行います。

1. Azure portal で、関数アプリのページを探し、左側の列の [設定]>[構成] を展開します。

2. [構成] ページで、[全般設定] タブを選択し、[SCM 基本認証の発行資格情報] が [オン] になっていることを確認します。 この設定が [オフ] の場合は、発行プロファイルを使用できないため、[オン] を選択し、[保存] を選択します。

3. 関数アプリの [概要] ページに戻ってから、[発行プロファイルの取得] を選択します。

   

4. ファイルの内容を保存してコピーします。

3. ファイルで、publishMethod="FTP" 属性を持つ publishProfile 要素を見つけます。 この要素では、publishUrl、userName および userPWD 属性に FTPS 発行のターゲット URL と資格情報が含まれています。

発行プロファイルから FTPS 資格情報を返す次の Azure CLI コマンドを実行します。

az functionapp deployment list-publishing-profiles --name <APP_NAME> --resource-group <GROUP_NAME> --query "[?publishMethod=='FTP'].{URL:publishUrl, username:userName, password:userPWD}" -o table

この例では、<APP_NAME> を関数アプリ名に、<GROUP_NAME> をリソース グループに置き換えます。 返される URL、username、および password 列には、FTPS 発行のターゲット URL と資格情報が含まれています。

発行プロファイルから FTPS 資格情報を返す次の Azure PowerShell コマンドを実行します。

$profile = [xml](Get-AzWebAppPublishingProfile -ResourceGroupName "<GROUP_NAME>" -Name "<APP_NAME>" -Format "Ftp") 
$profile.publishData.publishProfile | Where-Object -Property publishMethod -eq Ftp | Select-Object -Property @{Name="URL"; Expression = {$_.publishUrl}}, 
@{Name="username"; Expression = {$_.userName}}, @{Name="password"; Expression = {$_.userPWD}} | Format-Table

この例では、<APP_NAME> を関数アプリ名に、<GROUP_NAME> をリソース グループに置き換えます。 返される URL、username、および password 列には、FTPS 発行のターゲット URL と資格情報が含まれています。

1. 自分の関数アプリで使用されるプランの種類を確認するには、Azure portal でその関数アプリの[概要] ページの [App Service プラン] を参照します。

   

2. 価格レベルを表示するには、[App Service プラン] の名前を選択し、左側のペインから [設定] > [プロパティ] を選択します。

次の Azure CLI コマンドを実行して、ホスティング プランの種類を取得します。

functionApp=<FUNCTION_APP_NAME>
resourceGroup=FunctionMonitoringExamples
appServicePlanId=$(az functionapp show --name $functionApp --resource-group $resourceGroup --query appServicePlanId --output tsv)
az appservice plan list --query "[?id=='$appServicePlanId'].sku.tier" --output tsv

前の例で、<RESOURCE_GROUP> と <FUNCTION_APP_NAME> はリソース グループと関数アプリの名前にそれぞれ置き換えてください。

次の Azure PowerShell コマンドを実行して、ホスティング プランの種類を取得します。

$FunctionApp = '<FUNCTION_APP_NAME>'
$ResourceGroup = '<RESOURCE_GROUP>'

$PlanID = (Get-AzFunctionApp -ResourceGroupName $ResourceGroup -Name $FunctionApp).AppServicePlan
(Get-AzFunctionAppPlan -Name $PlanID -ResourceGroupName $ResourceGroup).SkuTier

前の例で、<RESOURCE_GROUP> と <FUNCTION_APP_NAME> はリソース グループと関数アプリの名前にそれぞれ置き換えてください。

Azure portal を使用して、別のプランに切り替えることができます。

Azure CLI コマンドを使用して、新しいプランを手動で作成し、その新しいプランを使用するようにアプリを切り替えて、元のプランを削除できます。

Azure PowerShell コマンドを使用して、新しいプランを手動で作成し、その新しいプランを使用するようにアプリを切り替えて、元のプランを削除できます。

1. Azure portal で、従量課金プラン アプリに移動し、[App Service プラン] で [App Service プランを変更する] を選択します。

2. [プランの種類] で [Premium] を選択し、新しい Premium プランを作成して、[OK] を選択します。

詳しくは、「Move an app to another App Service plan (アプリを別の App Service プランに移動する)」をご覧ください。

1. Azure portal で、Premium プラン アプリに移動し、[App Service プラン] で [App Service プランを変更する] を選択します。

2. [プランの種類] で [従量課金] を選択し、新しい従量課金プランを作成して、[OK] を選択します。

詳しくは、「Move an app to another App Service plan (アプリを別の App Service プランに移動する)」をご覧ください。

Windows で従量課金プランから Premium プランに移行するには、次の手順を使用します。

1. 次のように az functionapp create コマンドを実行して、既存の関数アプリと同じリージョンおよびリソース グループに新しい App Service プラン (エラスティック Premium) を作成します。

   az functionapp plan create --name <NEW_PREMIUM_PLAN_NAME> --resource-group <MY_RESOURCE_GROUP> --location <REGION> --sku EP1
   

2. 次のように az functionapp update コマンドを実行して、既存の関数アプリを新しい Premium プランに移行します。

   az functionapp update --name <MY_APP_NAME> --resource-group <MY_RESOURCE_GROUP> --plan <NEW_PREMIUM_PLAN>
   

3. アプリで最初に使用されていた従量課金プランが不要になった場合は、新しい関数アプリ プランに正常に移行したことを確認した後、元のプランを削除します。 次のように az functionapp plan list コマンドを実行して、リソース グループ内のすべての従量課金プランの一覧を取得します。

   az functionapp plan list --resource-group <MY_RESOURCE_GROUP> --query "[?sku.family=='Y'].{PlanName:name,Sites:numberOfSites}" -o table
   

   移行元である、サイトがないプランは安全に削除できます。

4. 次のように az functionapp plan delete コマンドを実行して、移行元の従量課金プランを削除します。

   az functionapp plan delete --name <CONSUMPTION_PLAN_NAME> --resource-group <MY_RESOURCE_GROUP>
   

Windows で Premium プランから従量課金プランに移行するには、次の手順を使用します。

1. 次のように az functionapp create コマンドを実行して、既存の関数アプリと同じリージョンおよびリソース グループに新しい関数アプリ (従量課金) を作成します。 このコマンドにより、関数アプリが実行される新しい従量課金プランも作成されます。

   az functionapp create --resource-group <MY_RESOURCE_GROUP> --name <NEW_CONSUMPTION_APP_NAME> --consumption-plan-location <REGION> --runtime <LANGUAGE_RUNTIME> --functions-version 4 --storage-account <STORAGE_NAME>
   

2. 次のように az functionapp show コマンドを実行して、新しい関数アプリで作成された従量課金プランの名前を取得します。

   az functionapp show --resource-group <MY_RESOURCE_GROUP> --name <NEW_CONSUMPTION_APP_NAME> --query "{appServicePlanId}" -o tsv
   

   従量課金プラン名は、返された完全修飾リソース ID の最後のセグメントです。

3. 次のように az functionapp update コマンドを実行して、既存の関数アプリを新しい従量課金プランに移行します。

   az functionapp update --name <MY_APP_NAME> --resource-group <MY_RESOURCE_GROUP> --plan <NEW_CONSUMPTION_PLAN> --force
   

4. 次のように az functionapp delete コマンドを実行して、手順 1 で作成した関数アプリを削除します。これは、既存の関数アプリを実行するために作成されたプランのみが必要であるためです。

   az functionapp delete --name <NEW_CONSUMPTION_APP_NAME> --resource-group <MY_RESOURCE_GROUP>
   

5. アプリで最初に使用されていた Premium プランが不要になった場合は、新しい関数アプリ プランに正常に移行したことを確認した後、元のプランを削除します。 Premium プランが削除されるまでは、引き続き課金されます。 次のように az functionapp plan list コマンドを実行して、リソース グループ内のすべての Premium プランの一覧を取得します。

   az functionapp plan list --resource-group <MY_RESOURCE_GROUP> --query "[?sku.family=='EP'].{PlanName:name,Sites:numberOfSites}" -o table
   

6. 次のように az functionapp plan delete コマンドを実行して、移行元の Premium プランを削除します。

   az functionapp plan delete --name <PREMIUM_PLAN> --resource-group <MY_RESOURCE_GROUP>
   

Windows で従量課金プランから Premium プランに移行するには、次の手順を使用します。

1. 次のように New-AzFunctionAppPlan コマンドを実行して、既存の関数アプリと同じリージョンおよびリソース グループに新しい App Service プラン (エラスティック Premium) を作成します。

   New-AzFunctionAppPlan -Name <NEW_PREMIUM_PLAN_NAME> -ResourceGroupName <MY_RESOURCE_GROUP> -Location <REGION> -Sku EP1 -WorkerType Windows
   

2. 次のように Update-AzFunctionApp コマンドを実行して、既存の関数アプリを新しい Premium プランに移行します。

   Update-AzFunctionApp -Name <MY_APP_NAME> -ResourceGroupName <MY_RESOURCE_GROUP> -PlanName <NEW_PREMIUM_PLAN> -Force
   

3. アプリで最初に使用されていた従量課金プランが不要になった場合は、次のように Remove-AzFunctionAppPlan コマンドを実行して、移行元の従量課金プランを削除できます。

   Remove-AzFunctionAppPlan -Name <CONSUMPTION_PLAN_NAME> -ResourceGroupName <MY_RESOURCE_GROUP> -Force
   

Windows で Premium プランから従量課金プランに移行するには、次の手順を使用します。

1. 次のように New-AzFunctionApp コマンドを実行して、既存の関数アプリと同じリージョンおよびリソース グループに新しい関数アプリ (従量課金) を作成します。 このコマンドにより、関数アプリが実行される新しい従量課金プランも作成されます。

   New-AzFunctionApp -Name <NEW_CONSUMPTION_APP_NAME> -StorageAccountName <STORAGE_NAME> -Location <REGION> -ResourceGroupName <MY_RESOURCE_GROUP> -Runtime <LANGUAGE_RUNTIME> -RuntimeVersion <LANGUAGE_VERSION> -FunctionsVersion 4 -OSType Windows
   

2. 次のように Get-AzFunctionApp コマンドを実行して、新しい関数アプリで作成された従量課金プランの名前を取得します。

   Get-AzFunctionApp -ResourceGroupName <MY_RESOURCE_GROUP> -Name <NEW_CONSUMPTION_APP_NAME> | Select-Object -Property AppServicePlan | Format-List
   

3. 次のように Update-AzFunctionApp コマンドを実行して、既存の関数アプリを新しい従量課金プランに移行します。

   Update-AzFunctionApp -Name <MY_APP_NAME> -ResourceGroupName <MY_RESOURCE_GROUP> -PlanName <NEW_CONSUMPTION_PLAN> -Force
   

4. アプリで最初に使用されていた従量課金プランが不要になった場合は、次のように Remove-AzFunctionAppPlan コマンドを実行して、移行元の従量課金プランを削除できます。

   Remove-AzFunctionAppPlan -Name <CONSUMPTION_PLAN_NAME> -ResourceGroupName <MY_RESOURCE_GROUP> -Force
   

お使いの Function App の [許可されたオリジン] 一覧を構成すると、お使いの Function App の HTTP エンドポイントからのすべての応答に Access-Control-Allow-Origin ヘッダーが自動追加されます。

別のドメイン エントリがある場合、ワイルドカード (*) は無視されます。

許可されたオリジンの一覧にドメインを追加するには、az functionapp cors add コマンドを使用します。 次の例では、contoso.com ドメインが追加されます。

az functionapp cors add --name <FUNCTION_APP_NAME> \
--resource-group <RESOURCE_GROUP_NAME> \
--allowed-origins https://contoso.com

現在許可されているオリジンを列挙するには、az functionapp cors show コマンドを使用します。

現在、Azure PowerShell を使用して CORS 設定を更新することはできません。