サーバー側の同期エンティティ

Dynamics 365 for Customer Engagement では、サーバーサイドの同期は、Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) と、受信メール用の 1 台以上の Exchange サーバーまたは POP3 サーバーの間、および送信メール用の 1 台以上の SMTP または Exchange サーバーの間のインターフェイスを提供します これは、Customer Engagement への関連性に関するメールを取得して評価し、それに応じて Customer Engagement で対応するメール活動を作成します。 また、Customer Engagement からメールを選択し、Customer Engagement ユーザーおよびキューの構成されたメール サーバーを介して送信されます。 また、Exchange Server 2010 と Exchange Server 2013 の予定、取引先担当者、およびタスクの同期を有効にします。

一元化されたメール構成によって、Customer Engagement エンティティのモデルは、ユーザー、キュー、および転送用メールボックスに関する共通のユーザー インタフェース (UI) 設定 (ユーザー名、パスワード、メール アドレス、および同期方法など) を使用できます。 各 Customer Engagement ユーザーまたはキューは、サーバー側の同期または Microsoft Dynamics 365 for Outlook で監視することができるメールボックスを持つことができます。 EmailServerProfile エンティティは、組織の電子メール サーバープロファイルを表します。 Mailbox エンティティは、メールボックスの予定、取引先担当者、およびタスク配信方法を表します。 現在、ユーザーエンティティは、次の図に示すように、キューごとに1つのメールボックスのみを持つように、ユーザーとキュー エンティティごとに、1つのみのメールボックスのレコードに限定されます。

電子メール コネクタ エンティティ モデル。

サーバー側の同期では、次の機能を提供します:

  • 関連するメールボックスレコードから電子メール アドレス、電子メールの配信方法、資格情報を使用してユーザーおよびキューの電子メールを処理します。

  • 予定、取引先担当者、およびタスクを処理します。

  • 転送用メールボックスとしては受信メソッドを持つユーザーおよびキューの電子メールを処理するには、メールボックスのレコードを使用します。

  • メールボックスすべての電子メールを処理するために、関係する電子メール プロファイル レコードからの情報を使用します。

  • 非アクティブなメールボックスまたは関連付けられた電子メール プロファイルのないメールボックスに対する電子メールの処理を防ぎます。

  • ユーザーまたはキューがサーバー側の同期として設定した電子メールの配信方法で作成される場合、自動的に既定の電子メール プロファイルに、関連する電子メールボックスを関係付けます。

  • フォルダー レベルの追跡ルールに基づいて、ユーザーの Customer Engagement の Microsoft Exchange 電子メールを自動的に追跡します。

このセクションの内容

フォルダー レベルの追跡ルールの構成

EmailServerProfile エンティティ

ExchangeSyncIdMapping エンティティ

Mailbox エンティティ

MailboxTrackingFolder エンティティ

Dynamics 365 Customer Engagement (on-premises) によるビジネス データのモデル化

目標管理エンティティ

製品カタログ エンティティ

営業資料エンティティ

スケジュールと予定のエンティティ