Message.ConnectorType プロパティ
通常ではメッセージ キューによって設定されるメッセージ プロパティが、実際には送信元アプリケーションによって設定されたことを示す値を取得または設定します。
Public Property ConnectorType As Guid
[C#]
public Guid ConnectorType {get; set;}
[C++]
public: __property Guid get_ConnectorType();public: __property void set_ConnectorType(Guid);
[JScript]
public function get ConnectorType() : Guid;public function set ConnectorType(Guid);
プロパティ値
アプリケーションによって定義され、コネクタ アプリケーションまたはメッセージ暗号方式と共に使われる Guid 。この Guid を使うと、通常では、メッセージ キューによって設定されるが、実際には送信元アプリケーションによって設定されたメッセージ プロパティを受信側アプリケーションが解釈できます。
例外
例外の種類 | 条件 |
---|---|
InvalidOperationException | フィルタ処理されたメッセージ キューが、 ConnectorType プロパティを無視します。 |
解説
通常ではメッセージ キューによって設定されるメッセージ プロパティを、アプリケーションで設定する場合は、 ConnectorType プロパティが設定されている必要があります。アプリケーションは、主に次の 2 つの場合に ConnectorType を使用します。
- コネクタ アプリケーションがメッセージを渡すとき。 ConnectorType は、送信元アプリケーションと受信側アプリケーションに、メッセージのセキュリティ プロパティと受信確認プロパティの解釈方法を指示します。
- メッセージ キューではなく送信元アプリケーションがメッセージを暗号化するとき。 ConnectorType は、メッセージを解読するために DestinationSymmetricKey プロパティを使うようにメッセージ キューに指示します。
次のいずれかのプロパティを設定するときは、 ConnectorType プロパティを設定する必要があります。設定しないと、キューにメッセージが送信されたときに次のプロパティは無視されます。
- AuthenticationProviderName
- AuthenticationProviderType
- DestinationSymmetricKey
- DigitalSignature
- MessageType
- SenderId
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
.NET Framework セキュリティ:
- 直前の呼び出し元の完全信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細の参照先 : 部分信頼コードからのライブラリの使用
参照
Message クラス | Message メンバ | System.Messaging 名前空間 | AuthenticationProviderName | AuthenticationProviderType | DestinationSymmetricKey | DigitalSignature | MessageType | SenderId