<serverProviders> 要素 (テンプレート)

  • [アーティクル]

このトピックの対象は、既存のアプリケーションとの下位互換性のために残されているレガシ テクノロジに特定されています。新規の開発には、このトピックを適用しないでください。分散アプリケーションは、現在は Windows Communication Foundation (WCF) を使用して開発する必要があります。

サーバー チャネル呼び出しチェーンに挿入できるチャネル シンク テンプレートを指定します。

Schema Hierarchy

<configuration>
  <system.runtime.remoting> 要素
    <channelSinkProviders> 要素
      <serverProviders> 要素 (テンプレート)

構文

<serverProviders> 
   <formatter> 
   <provider> 
</serverProviders>

属性と要素

以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。

属性

なし。

子要素

要素 説明

formatter

フォーマッタ シンク プロバイダー テンプレートを指定します。<serverProviders> テンプレート要素内に 1 回以上指定できます。

provider

シンク プロバイダー テンプレートを指定します。<serverProviders> テンプレート要素内に 1 回以上指定できます。

親要素

要素 説明

channelSinkProviders

クライアントおよびサーバーのチャネル シンク プロバイダーのテンプレートを指定します。この要素に指定したチャネル シンク プロバイダーは、チャネル シンク プロバイダーを登録できる場所なら、どこからでも参照できます。

configuration

共通言語ランタイムおよび .NET Framework アプリケーションで使用されるすべての構成ファイルのルート要素です。

serverproviders

サーバー チャネル呼び出しチェインに挿入できるチャネル シンク テンプレートを指定します。

system.runtime.remoting

リモート オブジェクトおよびチャネルに関する情報を指定します。

例

次の構成ファイルは、アプリケーションが使用できるインターネット プロトコル セキュリティ (IPSsec: Internet Protocol Security) フォーマッタ プロバイダーを宣言しています。

<configuration>
   <system.runtime.remoting>
      <channelSinkProviders>
         <serverProviders>
            <formatter 
               id="IPSec"
               type = "Custom.IPSec, IPSecAssembly"
            />
         </serverProviders>
      </channelSinkProviders>
   </system.runtime.remoting>
</configuration>

参照

リファレンス

リモート処理設定スキーマ

概念

シンクとシンク チェーン

ビルド日:2010-02-13