configuration 要素 (全般設定スキーマ)
共通言語ランタイムおよび .NET Framework アプリケーションで使用されるすべての構成ファイルで必要なルート要素です。
<configuration xmlns="schema URL">
<!-- configuration settings -->
</configuration>
属性および要素
以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。
属性
属性 |
説明 |
---|---|
xmlns |
省略可能な String 型の属性です。 構成ファイルの検証に使用する XML スキーマへの URL を指定します。 この属性が設定されていない場合、Microsoft Visual Studio で F1 ヘルプを使用して構成要素のトピックを開くことができません。 ASP.NET バージョン 2.0 の既定は "https://schemas.microsoft.com/.NetConfiguration/v2.0" です。 |
子要素
要素 |
説明 |
---|---|
configSections |
構成セクションと名前空間の宣言を指定します。 |
appSettings |
ファイル パス、XML Web サービスの URL、アプリケーションの .ini ファイルに保存されている任意の情報などの、カスタム アプリケーション設定を格納します。 |
connectionStrings |
ASP.NET アプリケーションや ASP.NET 機能で使用するデータベース接続文字列 (名前と値のペア) のコレクションを指定します。 |
location |
子構成設定を適用するリソースを指定します。 また、構成設定をロックします。これにより、設定が子構成ファイルによってオーバーライドされることを防ぎます。 |
ASP.NET 設定スキーマに含まれているすべての要素を指定します。 |
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スタートアップ設定スキーマに含まれているすべての要素を指定します。 |
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ランタイム設定スキーマに含まれているすべての要素を指定します。 |
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リモート処理設定スキーマに含まれているすべての要素を指定します。 |
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ネットワーク設定スキーマに含まれているすべての要素を指定します。 |
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暗号設定スキーマに含まれているすべての要素を指定します。 |
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構成セクション設定スキーマに含まれているすべての要素を指定します。 |
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トレースおよびデバッグ設定スキーマに含まれているすべての要素を指定します。 |
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Web サービス設定スキーマに含まれているすべての要素を指定します。 |
親要素
なし。
解説
configuration 要素は、共通言語ランタイムおよび .NET Framework アプリケーションで使用されるすべての構成ファイルで必要なルート要素です。
構成ファイルには、それぞれ configuration 要素が 1 つだけ含まれている必要があります。
既定の構成
ASP.NET アプリケーション用に作成できる基本的な Web.config ファイルを、次のコード例に示します。 customErrors セクションは、必要な場合に備えて用意されていますが、コメント アウトされています。
<?xml version="1.0"?>
<configuration
xmlns="https://schemas.microsoft.com/.NetConfiguration/v2.0">
<appSettings/>
<connectionStrings/>
<system.web>
<compilation debug="false"/>
<authentication mode="Windows"/>
<!--
<customErrors mode="RemoteOnly" defaultRedirect="GenericErrorPage.htm">
<error statusCode="403" redirect="NoAccess.htm"/>
<error statusCode="404" redirect="FileNotFound.htm"/>
</customErrors>
-->
</system.web>
</configuration>
要素情報
構成セクション ハンドラー |
該当なし。 |
構成メンバー |
|
構成できる場所 |
Machine.config ルート レベルの Web.config アプリケーション レベルの Web.config 仮想ディレクトリ レベルまたは物理ディレクトリ レベルの Web.config |
要件 |
Microsoft Internet Information Services (IIS) バージョン 5.0、5.1、または 6.0 .NET Framework Version 1.0、1.1、または 2.0 Microsoft Visual Studio 2003 または Visual Studio 2005 |
参照
処理手順
方法 : プログラムによって ASP.NET 構成設定にアクセスする
参照
connectionStrings 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)