ユニファイド メッセージング自動応答の祝日のスケジュールを構成する方法
適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007
トピックの最終更新日: 2007-01-24
ここでは、Exchange 管理コンソールおよび Exchange 管理シェルを使用して、Microsoft Exchange Server 2007 ユニファイド メッセージング (UM) で UM 自動応答の勤務時間を指定する方法について説明します。
祝日やその他の行事のために組織が休業する日付と時刻を定義できます。指定した開始日から終了日までの期間、UM 自動応答に接続された発信者には、祝日のスケジュールを構成したときに指定した祝日の案内応答が再生されます。指定した祝日の案内応答が再生された後、勤務時間外の案内応答とメニュー プロンプトが発信者のために再生されます。
また、既存の祝日のスケジュール内に祝日のスケジュールを作成することもできます。祝日のスケジュールを複数作成している場合、ユニファイド メッセージングではスケジュールされた休業時間を重ねることができます。たとえば、工事のために組織が休業する期間の 12 月 15 ~ 31 日に祝日のスケジュールを定義し、それとは別に 12 月 24 ~ 26 日に祝日のスケジュールを定義できます。発信者が 12 月 15 ~ 23 日および 12 月 27 ~ 31 日の期間に自動応答に接続された場合は、この特定のスケジュールに対して指定した祝日の案内応答が再生されます。たとえば、"工事のために現在休業中です" と再生されます。発信者が 12 月 24 ~ 26 日の期間に自動応答に接続された場合は、別の祝日の案内応答、たとえば "従業員が祝日を家族と共に過ごせるように現在休業中です" と再生されます。
Exchange 2007 ユニファイド メッセージングで案内応答およびプロンプトを使用する方法の詳細については、「ユニファイド メッセージング オーディオ プロンプトについて」を参照してください。
開始する前に
以下の手順を実行するには、使用するアカウントに Exchange 組織管理者の役割が委任されている必要があります。
アクセス許可、役割の委任、および Exchange Server 2007 の管理に必要な権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。
また、これらの手順を実行する前に、次のことを確認してください。
- UM ダイヤル プランが作成されている。
- UM メールボックス ポリシーが作成されている。
- UM 自動応答が作成されている。
手順
Exchange 管理コンソールを使用して UM 自動応答の祝日のスケジュールを指定するには、次の操作を行います。
Exchange 管理コンソールのコンソール ツリーで、[組織の構成] ノードを展開します。
[ユニファイド メッセージング] をクリックします。
作業ウィンドウで、[UM 自動応答] タブをクリックします。
変更する自動応答を選択し、次に操作ウィンドウで [プロパティ] をクリックします。
[時間] タブの [祝日のスケジュール] で、[追加] をクリックします。
[祝日の選択] ページで、次の項目を構成します。
- [祝日の名前] 祝日のスケジュールの名前を入力します。
- [祝日の案内応答ファイル] 案内応答として使用する .wav ファイルを指定します。これは必須フィールドです。
- [祝日の開始日] この一覧を使用して、祝日を開始する日付を選択します。祝日のスケジュールは、この一覧で指定した日付の午前 0 時から開始されます。
- [祝日の終了日] この一覧を使用して、祝日を終了する日付を選択します。祝日のスケジュールは、この一覧で指定した日付の午後 11 時 59 分に終了します。
祝日のスケジュールを構成したら、[OK] を 2 回クリックして変更を保存します。
Exchange 管理シェルを使用して UM 自動応答の祝日のスケジュールを指定するには、次の操作を行います。
次のコマンドを実行します。
Set-UMAutoAttendant -Identity MyUMAutoAttendant HolidaySchedule "New Year,newyrgrt.wav,1/2/2006","Building Closed for Holiday,construction.wav,4/24/2006,4/28/2006"
構文およびパラメータの詳細については、「Set-UMAutoAttendant」を参照してください。
詳細情報
UM 自動応答の詳細については、以下のトピックを参照してください。
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。