ブラウザー サポートの計画
Reporting Services では、レポートを表示したりレポート マネージャーを実行するために、Web ブラウザーを使用します。すべてのレポート機能がすべてのブラウザーでサポートされているわけではありません。このトピックでは、レポート マネージャーとレポート ビューアーのブラウザーの要件、サポートされるブラウザーで使用できる機能、認証の要件、およびスクリプトの要件について説明します。
レポート マネージャーのブラウザーの要件
レポート マネージャーを実行してレポートを表示するには、Microsoft Internet Explorer 6.0 以降を使用し、スクリプティングを有効にする必要があります。Internet Explorer 8.0 以降を使用することをお勧めします。
注 |
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スクリプトは既定で有効になっていますが、Internet Explorer を使用している場合は、[インターネット オプション] ダイアログ ボックスの [セキュリティ] タブでスクリプトの設定を変更できます。[セキュリティ] タブで、レポート マネージャーにアクセスするゾーン (ほとんどの場合、[イントラネット] ゾーン) を選択するときに、[レベルのカスタマイズ] をクリックしてさまざまな種類のスクリプト機能を有効または無効にできます。 |
レポートを直接表示するためのブラウザーの必要条件と推奨事項
レポート マネージャーを使用せずに直接レポートを表示するには、レポートおよびレポート ビューアーにリンクする URL アクセスを使用します。URL アクセスを使用する場合、サポートされているさまざまなブラウザーを選択できます。
現在サポートされているブラウザーと機能の一覧については、「ReportViewer Web サーバー コントロールのブラウザー サポート」を参照してください。
URL アクセスの詳細については、「ブラウザーを使用したレポートの検索と表示 (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)」を参照してください。
注 Macintosh コンピューターからレポート サーバーにアクセスしている場合は、Safari を使用することをお勧めします。Reporting Services に統合されている SharePoint 製品を使用している場合は、「ブラウザー サポートを計画する (Windows SharePoint Services)」を参照してください。
認証の要件
クライアント要求が正常に終了するように、ブラウザーでは、レポート サーバーで処理する必要がある特定の認証方法をサポートしています。次の表に、各ブラウザーでサポートされている認証の種類、Windows オペレーティング システムを実行しているコンピューターに接続するときに各ブラウザーで既定で使用される認証方法、およびブラウザーからの認証要求をサポートするために追加のレポート サーバー構成が必要かどうかを示します。
ブラウザーの種類 |
サポート |
ブラウザーの既定値 |
サーバーの既定値 |
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Internet Explorer |
ネゴシエート、Kerberos、NTLM、基本 |
Negotiate |
あり。Internet Explorer の既定の認証設定を使用します。 |
Firefox |
ネゴシエート、NTLM、基本 |
NTLM |
あり。Firefox の既定の認証設定を使用します。 |
Safari |
基本 |
基本 |
あり。Safari の既定の認証設定を使用します。 |
スクリプトの必要条件
レポート ビューアーを使用するには、スクリプトを実行するようにブラウザーを構成する必要があります。
スクリプティングが有効になっていない場合は、レポートを開くときに「ブラウザーでスクリプトがサポートされていないか、スクリプトを許可するように構成されていません。ここをクリックして、スクリプトを使用せずにこのレポートを表示します。」というメッセージが表示されます。スクリプトを使用せずにレポートを表示することを選択した場合、レポート ツール バーや見出しマップなどのレポート ビューアー機能を使用しない HTML でレポートが表示されます。
注 |
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レポート ツール バーは HTML ビューアー コンポーネントの一部であり、既定では、ブラウザー ウィンドウ内に表示されるすべてのレポートの上部に表示されます。レポート ビューアーには、レポート内の情報検索、特定のページへのスクロール、表示目的でのページ サイズの調整などの機能があります。レポート ツール バーおよび HTML ビューアーの詳細については、「レポートの検索、表示、管理 (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)」を参照してください。 |