レポートとサブスクリプションの処理をスケジュールする方法 (Reporting Services の SharePoint 統合モード)
Reporting Services レポート サーバーで実行するレポートについて、レポートおよびサブスクリプションの処理のスケジュールを設定できます。特定のレポートやサブスクリプションのみを対象としたカスタム スケジュールを定義することもできます。また、共有スケジュールを作成することもできます。共有スケジュールは、一度定義すれば複数のレポートやサブスクリプションから参照できます。スケジュールは、いつでも作成または変更できます。ただし、変更が完了する前にスケジュールが実行された場合、変更前のスケジュールが使用されます。変更されたスケジュールは、保存されるまで有効になりません。
レポートのデータ処理またはサブスクリプション処理のスケジュールを設定するには、保存された資格情報または自動レポート処理アカウントが使用されるようにレポートのデータ ソースを構成しておく必要があります。保存されている資格情報を使用する場合、保存できる資格情報は 1 組のみです。レポートを実行するすべてのユーザーに対してこの資格情報が使用されます。資格情報には、Windows ユーザー アカウントまたはデータベース ユーザー アカウントを指定できます。
自動レポート処理アカウントは、レポート サーバーで構成する特別な目的のアカウントです。このアカウントは、スケジュール設定された操作が外部のファイルや処理を必要とする場合に、リモート コンピュータに接続するために使用されます。このアカウントを構成すれば、レポートにデータを提供する外部データ ソースへの接続に使用できます。
保存されている資格情報または自動レポート処理アカウントを指定するには、レポートのデータ ソース プロパティを編集します。共有データ ソースがレポートに使用されている場合は、共有データ ソースを編集します。
レポートを自動レポート処理用に構成するには
まだライブラリが開いていない場合は、サイド リンク バーでライブラリの名前をクリックします。ライブラリの名前が表示されていない場合は、[すべてのサイト コンテンツの表示] をクリックし、ライブラリの名前をクリックします。
レポートをポイントします。
下矢印をクリックし、[データ ソースの管理] を選択します。
データ ソース名をクリックします。
[認証の設定] で、[保存された資格情報] をクリックします。
ユーザー名およびパスワードを入力します。
ユーザー名およびパスワードが Windows アカウント用の場合、[データ ソースへの接続時に Windows 資格情報として使用する] を選択します。
[OK] をクリックします。
サブスクリプション処理をスケジュールするには
- サブスクリプションを作成し、サブスクリプションの [配信イベント] セクションで、共有スケジュールを選択するかカスタム スケジュールを作成します。
レポート処理をスケジュールするには
- 定義済みスケジュールのデータを取得するための処理オプションを設定します。手順については、「処理オプションを設定する方法 (Reporting Services の SharePoint 統合モード)」を参照してください。