統計の更新タスク

統計の更新タスクは、指定されたテーブルまたはインデックス付きビュー内の 1 つ以上の統計グループ (コレクション) についてキー値の分布に関する情報を更新します。詳細については、「クエリのパフォーマンスを向上させるための統計の使用」を参照してください。

統計の更新タスクを使用すると、パッケージは単一データベースまたは複数のデータベース内の統計を更新できます。このタスクにより単一データベース内の統計のみを更新する場合、タスクによって統計を更新するビューおよびテーブルを選択できます。更新は、すべての統計、列統計のみ、またはインデックス統計のみを対象とするように構成できます。

このタスクは、次の引数および句を含めて UPDATE STATISTICS ステートメントをカプセル化します。

• table_name または view_name 引数。

• すべての統計に更新が適用される場合、暗黙的に WITH ALL 句が含められます。

• 列統計にのみ更新が適用される場合、WITH COLUMN 句が含められます。

• インデックス統計にのみ更新が適用される場合、WITH INDEX 句が含められます。

統計の更新タスクにより複数データベース内の統計を更新する場合、タスクは複数の UPDATE STATISTICS ステートメントを各テーブルまたはビューに対して 1 つずつ実行します。UPDATE STATISTICS の全インスタンスで同じ句が使用されますが、table_name または view_name の値が異なります。詳細については、「CREATE STATISTICS (Transact-SQL)」および「UPDATE STATISTICS (Transact-SQL)」を参照してください。

重要
実行する Transact-SQL ステートメントを作成するためにタスクが費やす時間は、タスクが更新する統計数に比例します。多数のインデックスを含むデータベースのすべてのテーブルおよびビュー内の統計の更新、または複数のデータベース内の統計の更新を実行するようにタスクが構成されている場合、タスクが Transact-SQL ステートメントを生成するには非常に長い時間がかかることがあります。