TransArticle クラス

[アーティクル]
02/01/2013

トランザクションパブリケーションのアーティクルを表します。

継承階層

System.Object
  Microsoft.SqlServer.Replication.ReplicationObject
    Microsoft.SqlServer.Replication.Article
      Microsoft.SqlServer.Replication.TransArticle

名前空間: Microsoft.SqlServer.Replication
アセンブリ: Microsoft.SqlServer.Rmo (Microsoft.SqlServer.Rmo.dll)

構文

'宣言
Public NotInheritable Class TransArticle _
    Inherits Article
'使用
Dim instance As TransArticle

public sealed class TransArticle : Article

public ref class TransArticle sealed : public Article

[<SealedAttribute>]
type TransArticle =  
    class 
        inherit Article 
    end

public final class TransArticle extends Article

TransArticle 型は、以下のメンバーを公開しています。

コンストラクター

	名前	説明
	TransArticle()	TransArticle クラスの新しいインスタンスを作成します。
	TransArticle(String, String, String, ServerConnection)	必須プロパティおよび Microsoft SQL Server のインスタンスへの指定した接続を使用して、TransArticle クラスの新しいインスタンスを作成します。

先頭に戻る

プロパティ

	名前	説明
	ArticleId	アーティクルの ID 値を取得します。 (Article から継承されています。)
	ArticleLogTablespace	レプリケーションログ情報の格納に使用される Oracle テーブルスペースの名前を取得します。値の設定も可能です。
	CachePropertyChanges	レプリケーションプロパティに加えられた変更をキャッシュするか、またはすぐに適用するかを取得します。値の設定も可能です。 (ReplicationObject から継承されています。)
	CommandFormat	変更のアーティクルへの反映方法を取得します。値の設定も可能です。
	ConnectionContext	Microsoft SQL Server のインスタンスへの接続を取得します。値の設定も可能です。 (ReplicationObject から継承されています。)
	CreationScript	サブスクライバーでレプリケーション先オブジェクトの作成に使われる Transact-SQL スクリプトファイルの名前と完全なパスを取得または設定します。 (Article から継承されています。)
	DatabaseName	アーティクルでパブリッシュされるデータとオブジェクトを含むデータベース名を取得します。値の設定も可能です。 (Article から継承されています。)
	DatatypeMappingOptions	既定のアーティクルデータ型マッピングを SQL Server 以外のパブリッシャーで使用するかどうかを返します。
	DeleteCommand	削除をレプリケートするのに使用するコマンドを取得します。値の設定も可能です。
	Description	アーティクルの説明テキストを取得します。値の設定も可能です。 (Article から継承されています。)
	DestinationObjectName	サブスクライバー側アーティクルのレプリケーション元データベースオブジェクトを取得します。値の設定も可能です。 (Article から継承されています。)
	DestinationObjectOwner	サブスクライバー側アーティクルのレプリケーション元データベースオブジェクトのスキーマ所有者を取得します。値の設定も可能です。 (Article から継承されています。)
	FilterClause	アーティクルの水平方向のフィルター選択に使用する WHERE 句を取得します。値の設定も可能です。
	FilterProcName	テーブルの水平方向のフィルター選択に使用する (FOR REPLICATION で作成される) ストアドプロシージャを取得します。値の設定も可能です。
	FilterProcOwner	テーブルベースのアーティクルを上下にパーティション分割するのに使用されるストアドプロシージャを所有するデータベースユーザーを取得します。値の設定も可能です。
	IdentityRangeManagementOption	アーティクルに対する ID 範囲の管理オプションを取得します。値の設定も可能です。 (Article から継承されています。)
	IdentityRangeThreshold	新しい範囲の ID 列値がパブリッシャーまたはサブスクライバーに割り当てられる値を取得します。値の設定も可能です。 (Article から継承されています。)
	InsertCommand	挿入をレプリケートするのに使用するコマンドを取得します。値の設定も可能です。
	IsExistingObject	サーバーにオブジェクトが存在するかどうかを取得します。 (ReplicationObject から継承されています。)
	Name	アーティクルの名前を取得します。値の設定も可能です。 (Article から継承されています。)
	PreCreationMethod	パブリッシュされたオブジェクトがサブスクリプションデータベース内に既に存在する場合に行う処理を取得します。値の設定も可能です。 (Article から継承されています。)
	PublicationName	アーティクルが属するパブリケーションの名前を取得します。値の設定も可能です。 (Article から継承されています。)
	PublisherIdentityRangeSize	TransArticle オブジェクトの場合、パブリッシャーのテーブル列に割り当てられる ID 値の範囲を取得します。値の設定も可能です。MergeArticle オブジェクトの場合、サーバーサブスクリプションを持つサブスクライバーのテーブル列に割り当てられる ID 値の範囲を取得または設定します。 (Article から継承されています。)
	PublisherName	アーティクルをパブリッシュする SQL Server 以外のパブリッシャーの名前を取得します。値の設定も可能です。
	SchemaOption	アーティクルのスキーマ作成オプションを取得します。値の設定も可能です。 (Article から継承されています。)
	SnapshotObjectName	アーティクルの初期データスナップショットを提供するデータベースオブジェクトを取得します。値の設定も可能です。
	SnapshotObjectOwner	アーティクルの初期データスナップショットを提供するデータベースオブジェクトの所有者を取得します。値の設定も可能です。
	SourceObjectName	パブリッシュされるデータベースオブジェクトの名前を取得します。値の設定も可能です。 (Article から継承されています。)
	SourceObjectOwner	パブリッシュされるデータベースオブジェクトの所有者を取得します。値の設定も可能です。 (Article から継承されています。)
	SqlServerName	このオブジェクトの接続先となる Microsoft SQL Server インスタンスの名前を取得します。 (ReplicationObject から継承されています。)
	SubscriberIdentityRangeSize	サブスクライバーのテーブルの ID 列に対して、別の ID 範囲を割り当てることなく挿入可能な新しい行の最大数を取得します。値の設定も可能です。 (Article から継承されています。)
	Type	アーティクルの種類を取得します。値の設定も可能です。 (Article から継承されています。)
	UpdateCommand	更新をレプリケートするのに使用するコマンドを取得します。値の設定も可能です。
	UserData	ユーザーが独自のデータをオブジェクトにアタッチすることを許可するオブジェクトプロパティを取得します。値の設定も可能です。 (ReplicationObject から継承されています。)
	VerticalPartition	すべての列がテーブルアーティクルにパブリッシュされるかどうかを示す値を取得します。 (Article から継承されています。)

先頭に戻る

メソッド

	名前	説明
	AddReplicatedColumns	左右にパーティション分割されたテーブルアーティクルに列を含めます。
	CommitPropertyChanges	キャッシュされているすべてのプロパティ変更ステートメントを、Microsoft SQL Server のインスタンスに送信します。 (ReplicationObject から継承されています。)
	Create	現在接続されている SQL Server のインスタンス上で、TransArticle オブジェクトまたは MergeArticle オブジェクトの現在のプロパティに基づいて、新しいアーティクルを作成します。 (Article から継承されています。)
	Decouple	参照先のレプリケーションオブジェクトをサーバーから切断します。 (ReplicationObject から継承されています。)
	EnumHeterogeneousColumns	SQL Server 以外のパブリッシャーによってパブリッシュされるテーブルアーティクルの列情報を返します。
	Equals	(Object から継承されています。)
	GetHashCode	(Object から継承されています。)
	GetType	(Object から継承されています。)
	ListReplicatedColumns	テーブルアーティクルのパブリッシュされた列を返します。
	Load	サーバーから既存のオブジェクトのプロパティを読み込みます。 (ReplicationObject から継承されています。)
	LoadProperties	サーバーから既存のオブジェクトのプロパティを読み込みます。 (ReplicationObject から継承されています。)
	Refresh	オブジェクトのプロパティを再度読み込みます。 (ReplicationObject から継承されています。)
	Remove	現在接続されている SQL Server のインスタンス上で、TransArticle オブジェクトまたは MergeArticle オブジェクトの現在のプロパティに基づいて、既存のアーティクルを削除します。 (Article から継承されています。)
	RemoveReplicatedColumns	左右にパーティション分割されたテーブルアーティクルから列を除外します。
	Script	サーバー上で TransArticle オブジェクトまたは MergeArticle オブジェクトを作成または削除するために実行できる Transact-SQL スクリプトを生成します。 (Article から継承されています。)
	ScriptChangeColumnDestinationDataType	SQL Server 以外のパブリッシャーの列データ型マッピングの変更に使用される Transact-SQL スクリプトを返します。
	SetColumnDestinationDataType	SQL Server 以外のパブリッシャーの列データ型マッピングを設定します。
	ToString	(Object から継承されています。)

先頭に戻る

説明

スレッドセーフ

この型の public static (Microsoft Visual Basic では Shared) のすべてのメンバーは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスメンバーの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。

使用例

          // Define the Publisher, publication, and article names.
            string publisherName = publisherInstance;
            string publicationName = "AdvWorksProductTran";
            string publicationDbName = "AdventureWorks2012";
            string articleName = "Product";
            string schemaOwner = "Production";

            TransArticle article;

            // Create a connection to the Publisher.
            ServerConnection conn = new ServerConnection(publisherName);

            // Create a filtered transactional articles in the following steps:
            // 1) Create the  article with a horizontal filter clause.
            // 2) Add columns to or remove columns from the article.
            try
            {
                // Connect to the Publisher.
                conn.Connect();

                // Define a horizontally filtered, log-based table article.
                article = new TransArticle();
                article.ConnectionContext = conn;
                article.Name = articleName;
                article.DatabaseName = publicationDbName;
                article.SourceObjectName = articleName;
                article.SourceObjectOwner = schemaOwner;
                article.PublicationName = publicationName;
                article.Type = ArticleOptions.LogBased;
                article.FilterClause = "DiscontinuedDate IS NULL";

                // Ensure that we create the schema owner at the Subscriber.
                article.SchemaOption |= CreationScriptOptions.Schema;

                if (!article.IsExistingObject)
                {
                    // Create the article.
                    article.Create();
                }
                else
                {
                    throw new ApplicationException(String.Format(
                        "The article {0} already exists in publication {1}.",
                        articleName, publicationName));
                }

                // Create an array of column names to remove from the article.
                String[] columns = new String[1];
                columns[0] = "DaysToManufacture";

                // Remove the column from the article.
                article.RemoveReplicatedColumns(columns);
            }
            catch (Exception ex)
            {
                // Implement appropriate error handling here.
                throw new ApplicationException("The article could not be created.", ex);
            }
            finally
            {
                conn.Disconnect();
            }

' Define the Publisher, publication, and article names.
Dim publisherName As String = publisherInstance
Dim publicationName As String = "AdvWorksProductTran"
Dim publicationDbName As String = "AdventureWorks2012"
Dim articleName As String = "Product"
Dim schemaOwner As String = "Production"

Dim article As TransArticle

' Create a connection to the Publisher.
Dim conn As ServerConnection = New ServerConnection(publisherName)

' Create a filtered transactional articles in the following steps:
' 1) Create the  article with a horizontal filter clause.
' 2) Add columns to or remove columns from the article.
Try
    ' Connect to the Publisher.
    conn.Connect()

    ' Define a horizontally filtered, log-based table article.
    article = New TransArticle()
    article.ConnectionContext = conn
    article.Name = articleName
    article.DatabaseName = publicationDbName
    article.SourceObjectName = articleName
    article.SourceObjectOwner = schemaOwner
    article.PublicationName = publicationName
    article.Type = ArticleOptions.LogBased
    article.FilterClause = "DiscontinuedDate IS NULL"

    ' Ensure that we create the schema owner at the Subscriber.
    article.SchemaOption = article.SchemaOption Or _
    CreationScriptOptions.Schema

    If Not article.IsExistingObject Then
        ' Create the article.
        article.Create()
    Else
        Throw New ApplicationException(String.Format( _
         "The article {0} already exists in publication {1}.", _
         articleName, publicationName))
    End If

    ' Create an array of column names to remove from the article.
    Dim columns() As String = New String(0) {}
    columns(0) = "DaysToManufacture"

    ' Remove the column from the article.
    article.RemoveReplicatedColumns(columns)
Catch ex As Exception
    ' Implement appropriate error handling here.
    Throw New ApplicationException("The article could not be created.", ex)
Finally
    conn.Disconnect()
End Try

スレッドセーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) のメンバーはすべて、スレッドセーフです。インスタンスメンバーの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。

次の方法で共有

TransArticle クラス

継承階層

構文

コンストラクター

プロパティ

メソッド

説明

スレッドセーフ

使用例

スレッドセーフ

関連項目

参照

その他の技術情報

その他のリソース

次の方法で共有

TransArticle クラス

継承階層

構文

コンストラクター

プロパティ

メソッド

説明

スレッド セーフ

使用例

スレッド セーフ

関連項目

参照

その他の技術情報

その他のリソース

スレッドセーフ

スレッドセーフ