AMO 基本オブジェクトのプログラミング

基本オブジェクトは、一般に、単純で簡単なオブジェクトです。 これらのオブジェクトは、通常、作成およびインスタンス化され、その後、必要がなくなると、ユーザーによって切断されます。 基本クラスには、ServerDatabaseDataSourceDataSourceView などのオブジェクトが含まれます。 AMO 基本オブジェクトの中で唯一の複雑なオブジェクトは、DataSourceView です。これは、データ ソース ビューを表す抽象モデルを構築するために詳細を必要とします。

Server オブジェクトと Database オブジェクトは、通常、OLAP オブジェクトまたはデータ マイニング オブジェクトとして含まれているオブジェクトを使用する必要があります。

このトピックの内容は次のとおりです。

  • Server オブジェクト

  • AMOException 例外オブジェクト

  • Database オブジェクト

  • DataSource オブジェクト

  • DataSourceView オブジェクト

Server オブジェクト

Server オブジェクトを使用するには、サーバーに接続し、Server オブジェクトがサーバーに接続しているかどうかを確認し、接続している場合はそのサーバーから Server を切断する必要があります。

Server オブジェクトへの接続

サーバーへの接続は、正しい接続文字列を保持することにより行われます。

次のサンプル コードは、接続に成功した場合は Server オブジェクトを返し、エラーが発生した場合は null を返します。 接続プロセス中のエラーは、try/catch コンストラクトで処理されます。 AMO エラーは、AmoException 例外クラスを使用してキャッチされます。 この例では、メッセージ ボックスにエラーが表示され、ユーザーに通知されます。

        static Server ServerConnect( String strStringConnection)
        {
            string methodCaption = "ServerConnect method";
            Server svr = new Server();
            try
            {
                svr.Connect(strStringConnection);
            }
            #region ErrorHandling
            catch (AmoException e)
            {
                MessageBox.Show( "AMO exception " + e.ToString());
                svr = null;
            }
            catch (Exception e)
            {
                MessageBox.Show("General exception " + e.ToString());
                svr = null;
            }
            #endregion
            
            return svr;
        }

接続文字列の構造は、次のとおりです。

"Data source=<server name>"

接続文字列の詳細については、「ConnectionString」を参照してください。

接続の検証

Server オブジェクトをプログラミングする前に、サーバーに接続されていることを検証する必要があります。 次のコード サンプルは、この方法を示します。 このサンプルでは、svr がコード内に存在する Server オブジェクトであることを前提としています。

            if ( (svr != null) && ( svr.Connected))
            {
                // Do what it is needed if connection is good
            }

サーバーからの切断

完了直後に、Disconnect メソッドを使用して、サーバーから切断できます。 次のコード サンプルは、この方法を示します。 このサンプルでは、svr がコード内に存在する Server オブジェクトであることを前提としています。

            if ( (svr != null) && ( svr.Connected))
            {
                svr.Disconnect()
            }

AmoException 例外オブジェクト

AMO は、さまざまな問題が検出されるたびに例外をスローします。 例外の詳細については、「AMO のその他のクラスとメソッド」を参照してください。 次のサンプル コードは、AMO 内の例外をキャプチャするための正しい方法を示します。

try
{
   //... some AMO code in here
}

catch (  OutOfSynchException e)
{
   // error handling code for OutOfSynchException 
}

catch (  OperationException e)
{
   // error handling code for OperationException 
} 

catch (  ResponseFormatException e)

{
   // error handling code for ResponseFormatException 
} 

catch (  ConnectionException e)

{
   // error handling code for ConnectionException 
}

catch (  AMOException e)

{
   //... here is the place where you end if it is an AMO exception, but none of the previous exceptions
   // if you start with AMOException in the first catch you will never see any one of the previous exceptions
}

Database オブジェクト

Database オブジェクトを使用した作業は、非常に単純です。 Server オブジェクトのデータベース コレクションから既存のデータベースを取得します。

データベースの作成、削除、および検索

次のコード サンプルは、データベース名を使用したデータベースの作成方法を示します。 データベースを作成する前に、サーバーの DatabaseCollection をクエリして、データベースが存在するかどうかを確認します。 データベースが存在する場合は、そのデータベースを削除してから、再作成します。データベースが存在しない場合は、データベースを作成します。 データベースを削除する場合、そのデータベースは、最初にデータベース コレクションから取得されます。

        static Database CreateDatabase(Server svr, String DatabaseName)
        {
            Database db = null;
            if ( (svr != null) && ( svr.Connected))
            {
                // Drop the database if it already exists
                db = svr.Databases.FindByName(DatabaseName);
                if (db != null)
                {
                    db.Drop();
                }

                // Create the database
                db = svr.Databases.Add(DatabaseName);
                db.Update();
            }
            
            return db;
        }

データベースがデータベース コレクションに存在するかどうかを確認するには、FindByName メソッドを使用します。 データベースが存在する場合、FindByName メソッドは検出されたデータベース オブジェクトを返します。データベースが存在しない場合は、NULL オブジェクトを返します。

Database オブジェクトをデータベース コレクションに追加したら、Update メソッドを使用してサーバーを更新する必要があります。 サーバーの更新に失敗すると、Database オブジェクトは、そのサーバーで作成されなくなります。

データベースの処理

Database オブジェクトには Process メソッドが含まれるため、すべての子オブジェクトを使用したデータベースの処理は非常に単純です。

Process メソッドにはパラメーターを含めることができますが、パラメーターは必要ありません。 パラメーターを指定しない場合、すべての子オブジェクトは、それぞれの ProcessDefault オプションを使用して処理されます。 処理オプションの詳細については、「Microsoft.AnalysisServices.Database」を参照してください。

  1. 次のサンプル コードは、既定値を使用してデータベースを処理します。
        static Database ProcessDatabase(Database db, ProcessType pt)
        {
            db.Process( pt);
            return db;
        }

DataSource オブジェクト

DataSource オブジェクトとは、データが存在するデータベースと Analysis Services との間のリンクです。 Analysis Services の基になるモデルを表すスキーマは、DataSourceView オブジェクトによって定義されます。 DataSource オブジェクトは、データが存在するデータベースに対する接続文字列と見なすことができます。

次のサンプル コードは、DataSource オブジェクトの作成方法を示します。 このサンプルでは、サーバーが依然として存在していること、Server オブジェクトが接続されていること、およびデータベースが存在していることを確認します。 DataSource オブジェクトが存在する場合、そのオブジェクトを削除して再作成します。 同じ名前と内部 ID を持つ DataSource オブジェクトを作成します。 このサンプルでは、検証のために接続文字列に対して確認を実行しません。

        static string CreateDataSource(Database db, string strDataSourceName, string strConnectionString)
        {
                Server svr = db.Parent;
                DataSource ds = db.DataSources.FindByName(strDataSourceName);
                if (ds != null)
                    ds.Drop();
                // Create the data source
                ds = db.DataSources.Add(strDataSourceName, strDataSourceName);
                ds.ConnectionString = strConnectionString;

                // Send the data source definition to the server.
                ds.Update();

                return ds.Name;
        }

DataSourceView オブジェクト

DataSourceView オブジェクトは、Analysis Services のスキーマ モデルを保持する役割を担います。 DataSourceView オブジェクトがスキーマを保持するには、まず、スキーマを作成する必要があります。 スキーマは、DataSet オブジェクトを経由して、System.Data 名前空間から作成されます。

次のサンプル コードは、AdventureWorks Analysis Services プロジェクトのサンプルに含まれるスキーマの一部を作成します。 サンプルのインストールの詳細については、「AdventureWorks2008R2 サンプル データベース」を参照してください。 現在のサンプルは、テーブル、計算列、リレーション、および複合リレーションに対するスキーマ定義を作成します。 スキーマは、保存されるデータセットです。

サンプル コードは、次の処理を実行します。

  1. DataSourceView オブジェクトを作成します。

    最初に DataSource オブジェクトが存在するかどうかを確認します。true の場合、DataSource を削除してから、これを再作成します。 DataSource が存在しない場合は、これを作成します。

  2. DataSource 接続文字列を使用して、データベースへの接続を開きます。

  3. スキーマを作成します。

    スキーマは次の要素で構成されます。

    • テーブル定義 (AddTable() メソッド)

    • 省略可能な計算列のセット (AddComputedColumn() メソッド)

    • 省略可能なリレーションのセット (AddRelation)

    • 省略可能な複合リレーションのセット (AddCompositeRelations)

  4. サーバーを更新します。

注意

次のサンプル コードは、読みやすくするために一部省略されています。完全なコードは、このトピックの最後で確認できます。

注意

AddTable メソッド、AddComputedColumn メソッド、AddRelation メソッド、および AddCompositeRelation メソッドは、サンプル コードの一部です。

注意

"WHERE 1=0" 句は、クエリによって DataSet オブジェクトに行を返さないようにするためのものです。

        static DataSourceView CreateDataSourceView(Database db, string strDataSourceName)
        {
            // Create the data source view
            DataSourceView dsv = db.DataSourceViews.FindByName(strDataSourceName);
            if ( dsv != null)
               dsv.Drop();
            dsv = db.DataSourceViews.Add(strDataSourceName);
            dsv.DataSourceID = strDataSourceName;
            dsv.Schema = new DataSet();
            dsv.Schema.Locale = CultureInfo.CurrentCulture;

            // Open a connection to the data source
            OleDbConnection connection
                = new OleDbConnection(dsv.DataSource.ConnectionString);
            connection.Open();

            #region Create tables

            // Add the DimTime table
            AddTable(dsv, connection, "DimTime");
            AddComputedColumn(dsv, connection, "DimTime", "SimpleDate", "DATENAME(mm, FullDateAlternateKey) + ' ' + DATENAME(dd, FullDateAlternateKey) + ',' + ' ' + DATENAME(yy, FullDateAlternateKey)");

            // Add the DimProductCategory table
            AddTable(dsv, connection, "DimProductCategory");

            // Add the DimProductSubcategory table
            AddTable(dsv, connection, "DimProductSubcategory");
            AddRelation(dsv, "DimProductSubcategory", "ProductCategoryKey", "DimProductCategory", "ProductCategoryKey");

            // Add the FactInternetSales table
            AddTable(dsv, connection, "FactInternetSales");
"DimTime", "TimeKey");
            AddRelation(dsv, "FactInternetSales", "ShipDateKey", "DimTime", "TimeKey");
            AddRelation(dsv, "FactInternetSales", "DueDateKey", "DimTime", "TimeKey");

            // Add the FactInternetSalesReason table
            AddTable(dsv, connection, "FactInternetSalesReason");
            AddCompositeRelation(dsv, "FactInternetSalesReason", "FactInternetSales", "SalesOrderNumber", "SalesOrderLineNumber");
            dsv.Update();

            #endregion

            // Send the data source view definition to the server
            dsv.Update();

            return dsv;
        }

        static void AddTable(DataSourceView dsv, OleDbConnection connection, String tableName)
        {
            string strSelectText = "SELECT * FROM [dbo].[" + tableName + "] WHERE 1=0";
            OleDbDataAdapter adapter = new OleDbDataAdapter(strSelectText, connection);
            DataTable[] dataTables = adapter.FillSchema(dsv.Schema,
                SchemaType.Mapped, tableName);
            DataTable dataTable = dataTables[0];

            dataTable.ExtendedProperties.Add("TableType", "Table");
            dataTable.ExtendedProperties.Add("DbSchemaName", "dbo");
            dataTable.ExtendedProperties.Add("DbTableName", tableName);
            dataTable.ExtendedProperties.Add("FriendlyName", tableName);


            dataTable = null;
            dataTables = null;
            adapter = null;
        }

        static void AddComputedColumn(DataSourceView dsv, OleDbConnection connection, String tableName, String computedColumnName, String expression)
        {
            DataSet tmpDataSet = new DataSet();
            tmpDataSet.Locale = CultureInfo.CurrentCulture;
            OleDbDataAdapter adapter = new OleDbDataAdapter("SELECT ("
                + expression + ") AS [" + computedColumnName + "] FROM [dbo].["
                + tableName + "] WHERE 1=0", connection);
            DataTable[] dataTables = adapter.FillSchema(tmpDataSet,
                SchemaType.Mapped, tableName);
            DataTable dataTable = dataTables[0];
            DataColumn dataColumn = dataTable.Columns[computedColumnName];

            dataTable.Constraints.Clear();
            dataTable.Columns.Remove(dataColumn);

            dataColumn.ExtendedProperties.Add("DbColumnName", computedColumnName);
            dataColumn.ExtendedProperties.Add("ComputedColumnExpression",
                expression);
            dataColumn.ExtendedProperties.Add("IsLogical", "True");

            dsv.Schema.Tables[tableName].Columns.Add(dataColumn);

            dataColumn = null;
            dataTable = null;
            dataTables = null;
            adapter = null;
            tmpDataSet = null;
        }

        static void AddRelation(DataSourceView dsv, String fkTableName, String fkColumnName, String pkTableName, String pkColumnName)
        {
            DataColumn fkColumn
                = dsv.Schema.Tables[fkTableName].Columns[fkColumnName];
            DataColumn pkColumn
                = dsv.Schema.Tables[pkTableName].Columns[pkColumnName];
            dsv.Schema.Relations.Add("FK_" + fkTableName + "_"
                + fkColumnName, pkColumn, fkColumn, true);
        }

        static void AddCompositeRelation(DataSourceView dsv, String fkTableName, String pkTableName, String columnName1, String columnName2)
        {
            DataColumn[] fkColumns = new DataColumn[2];
            fkColumns[0] = dsv.Schema.Tables[fkTableName].Columns[columnName1];
            fkColumns[1] = dsv.Schema.Tables[fkTableName].Columns[columnName2];

            DataColumn[] pkColumns = new DataColumn[2];
            pkColumns[0] = dsv.Schema.Tables[pkTableName].Columns[columnName1];
            pkColumns[1] = dsv.Schema.Tables[pkTableName].Columns[columnName2];

            dsv.Schema.Relations.Add("FK_" + fkTableName + "_" + columnName1
                + "_" + columnName2, pkColumns, fkColumns, true);
        }

サンプル コードでは、AddTable メソッドと AddComputedColumn メソッドは、DataAdapter オブジェクトの FillSchema メソッドを使用して DataTable を DataSet に追加し、データ ソースに一致するスキーマを作成します。 拡張プロパティは、Analysis Services のスキーマを構成するために必要な情報を追加します。

サンプル コードでは、AddRelation メソッドと AddCompositeRelation メソッドは、モデルにおける既存のスキーマと既存の列に応じて、リレーション列を追加します。 これらのメソッドを機能させるには、列が、スキーマで定義されたテーブルの一部である必要があります。

完全なコード サンプルを以下に示します。

        static DataSourceView CreateDataSourceView(Database db, string strDataSourceName)
        {
            // Create the data source view
            DataSourceView dsv = db.DataSourceViews.FindByName(strDataSourceName);
            if ( dsv != null)
               dsv.Drop();
            dsv = db.DataSourceViews.Add(strDataSourceName);
            dsv.DataSourceID = strDataSourceName;
            dsv.Schema = new DataSet();
            dsv.Schema.Locale = CultureInfo.CurrentCulture;

            // Open a connection to the data source
            OleDbConnection connection
                = new OleDbConnection(dsv.DataSource.ConnectionString);
            connection.Open();

            #region Create tables

            // Add the DimTime table
            AddTable(dsv, connection, "DimTime");
            AddComputedColumn(dsv, connection, "DimTime", "SimpleDate", "DATENAME(mm, FullDateAlternateKey) + ' ' + DATENAME(dd, FullDateAlternateKey) + ',' + ' ' + DATENAME(yy, FullDateAlternateKey)");
            AddComputedColumn(dsv, connection, "DimTime", "CalendarYearDesc", "'CY' + ' ' + CalendarYear");
            AddComputedColumn(dsv, connection, "DimTime", "CalendarSemesterDesc", "CASE WHEN CalendarSemester = 1 THEN 'H1'+' '+ 'CY' +' '+ CONVERT(CHAR (4), CalendarYear) ELSE 'H2'+' '+ 'CY' +' '+ CONVERT(CHAR (4), CalendarYear) END");
            AddComputedColumn(dsv, connection, "DimTime", "CalendarQuarterDesc", "'Q' + CONVERT(CHAR (1), CalendarQuarter) +' '+ 'CY' +' '+ CONVERT(CHAR (4), CalendarYear)");
            AddComputedColumn(dsv, connection, "DimTime", "MonthName", "EnglishMonthName+' '+ CONVERT(CHAR (4), CalendarYear)");
            AddComputedColumn(dsv, connection, "DimTime", "FiscalYearDesc", "'FY' + ' ' + FiscalYear");
            AddComputedColumn(dsv, connection, "DimTime", "FiscalSemesterDesc", "CASE WHEN FiscalSemester = 1 THEN 'H1'+' '+ 'FY' +' '+ CONVERT(CHAR (4), FiscalYear) ELSE 'H2'+' '+ 'FY' +' '+ CONVERT(CHAR (4), FiscalYear) END");
            AddComputedColumn(dsv, connection, "DimTime", "FiscalQuarterDesc", "'Q' + CONVERT(CHAR (1), FiscalQuarter) +' '+ 'FY' +' '+ CONVERT(CHAR (4), FiscalYear)");
            AddComputedColumn(dsv, connection, "DimTime", "FiscalMonthNumberOfYear", "CASE WHEN MonthNumberOfYear = '1'  THEN CONVERT(int,'7') WHEN MonthNumberOfYear = '2'  THEN CONVERT(int,'8') WHEN MonthNumberOfYear = '3'  THEN CONVERT(int,'9') WHEN MonthNumberOfYear = '4'  THEN CONVERT(int,'10') WHEN MonthNumberOfYear = '5'  THEN CONVERT(int,'11') WHEN MonthNumberOfYear = '6'  THEN CONVERT(int,'12') WHEN MonthNumberOfYear = '7'  THEN CONVERT(int,'1') WHEN MonthNumberOfYear = '8'  THEN CONVERT(int,'2') WHEN MonthNumberOfYear = '9'  THEN CONVERT(int,'3') WHEN MonthNumberOfYear = '10' THEN CONVERT(int,'4') WHEN MonthNumberOfYear = '11' THEN CONVERT(int,'5') WHEN MonthNumberOfYear = '12' THEN CONVERT(int,'6') END");
            dsv.Update();

            // Add the DimGeography table
            AddTable(dsv, connection, "DimGeography");

            // Add the DimProductCategory table
            AddTable(dsv, connection, "DimProductCategory");

            // Add the DimProductSubcategory table
            AddTable(dsv, connection, "DimProductSubcategory");
            AddRelation(dsv, "DimProductSubcategory", "ProductCategoryKey", "DimProductCategory", "ProductCategoryKey");

            // Add the DimProduct table
            AddTable(dsv, connection, "DimProduct");
            AddComputedColumn(dsv, connection, "DimProduct", "ProductLineName", "CASE ProductLine WHEN 'M' THEN 'Mountain' WHEN 'R' THEN 'Road' WHEN 'S' THEN 'Accessory' WHEN 'T' THEN 'Touring' ELSE 'Components' END");
            AddRelation(dsv, "DimProduct", "ProductSubcategoryKey", "DimProductSubcategory", "ProductSubcategoryKey");
            dsv.Update();

            // Add the DimCustomer table
            AddTable(dsv, connection, "DimCustomer");
            AddComputedColumn(dsv, connection, "DimCustomer", "FullName", "CASE WHEN MiddleName IS NULL THEN FirstName + ' ' + LastName ELSE FirstName + ' ' + MiddleName + ' ' + LastName END");
            AddComputedColumn(dsv, connection, "DimCustomer", "GenderDesc", "CASE WHEN Gender = 'M' THEN 'Male' ELSE 'Female' END");
            AddComputedColumn(dsv, connection, "DimCustomer", "MaritalStatusDesc", "CASE WHEN MaritalStatus = 'S' THEN 'Single' ELSE 'Married' END");
            AddRelation(dsv, "DimCustomer", "GeographyKey", "DimGeography", "GeographyKey");

            // Add the DimReseller table
            AddTable(dsv, connection, "DimReseller");
            AddComputedColumn(dsv, connection, "DimReseller", "OrderFrequencyDesc", "CASE WHEN OrderFrequency = 'A' THEN 'Annual' WHEN OrderFrequency = 'S' THEN 'Bi-Annual' ELSE 'Quarterly' END");
            AddComputedColumn(dsv, connection, "DimReseller", "OrderMonthDesc", "CASE WHEN OrderMonth = '1' THEN 'January' WHEN OrderMonth = '2' THEN 'February' WHEN OrderMonth = '3' THEN 'March' WHEN OrderMonth = '4' THEN 'April' WHEN OrderMonth = '5' THEN 'May' WHEN OrderMonth = '6' THEN 'June' WHEN OrderMonth = '7' THEN 'July' WHEN OrderMonth = '8' THEN 'August' WHEN OrderMonth = '9' THEN 'September' WHEN OrderMonth = '10' THEN 'October' WHEN OrderMonth = '11' THEN 'November' WHEN OrderMonth = '12' THEN 'December' ELSE 'Never Ordered' END");

            // Add the DimCurrency table
            AddTable(dsv, connection, "DimCurrency");
            dsv.Update();

            // Add the DimSalesReason table
            AddTable(dsv, connection, "DimSalesReason");

            // Add the FactInternetSales table
            AddTable(dsv, connection, "FactInternetSales");
            AddRelation(dsv, "FactInternetSales", "ProductKey", "DimProduct", "ProductKey");
            AddRelation(dsv, "FactInternetSales", "CustomerKey", "DimCustomer", "CustomerKey");
            AddRelation(dsv, "FactInternetSales", "OrderDateKey", "DimTime", "TimeKey");
            AddRelation(dsv, "FactInternetSales", "ShipDateKey", "DimTime", "TimeKey");
            AddRelation(dsv, "FactInternetSales", "DueDateKey", "DimTime", "TimeKey");
            AddRelation(dsv, "FactInternetSales", "CurrencyKey", "DimCurrency", "CurrencyKey");
            dsv.Update();

            // Add the FactResellerSales table
            AddTable(dsv, connection, "FactResellerSales");
            AddRelation(dsv, "FactResellerSales", "ProductKey", "DimProduct", "ProductKey");
            AddRelation(dsv, "FactResellerSales", "ResellerKey", "DimReseller", "ResellerKey");
            AddRelation(dsv, "FactResellerSales", "OrderDateKey", "DimTime", "TimeKey");
            AddRelation(dsv, "FactResellerSales", "ShipDateKey", "DimTime", "TimeKey");
            AddRelation(dsv, "FactResellerSales", "DueDateKey", "DimTime", "TimeKey");
            AddRelation(dsv, "FactResellerSales", "CurrencyKey", "DimCurrency", "CurrencyKey");

            // Add the FactInternetSalesReason table
            AddTable(dsv, connection, "FactInternetSalesReason");
            AddCompositeRelation(dsv, "FactInternetSalesReason", "FactInternetSales", "SalesOrderNumber", "SalesOrderLineNumber");
            dsv.Update();

            // Add the FactCurrencyRate table
            AddTable(dsv, connection, "FactCurrencyRate");
            AddRelation(dsv, "FactCurrencyRate", "CurrencyKey", "DimCurrency", "CurrencyKey");
            AddRelation(dsv, "FactCurrencyRate", "TimeKey", "DimTime", "TimeKey");

            #endregion

            // Send the data source view definition to the server
            dsv.Update();

            return dsv;
        }

        static void AddTable(DataSourceView dsv, OleDbConnection connection, String tableName)
        {
            string strSelectText = "SELECT * FROM [dbo].[" + tableName + "] WHERE 1=0";
            OleDbDataAdapter adapter = new OleDbDataAdapter(strSelectText, connection);
            DataTable[] dataTables = adapter.FillSchema(dsv.Schema,
                SchemaType.Mapped, tableName);
            DataTable dataTable = dataTables[0];

            dataTable.ExtendedProperties.Add("TableType", "Table");
            dataTable.ExtendedProperties.Add("DbSchemaName", "dbo");
            dataTable.ExtendedProperties.Add("DbTableName", tableName);
            dataTable.ExtendedProperties.Add("FriendlyName", tableName);


            dataTable = null;
            dataTables = null;
            adapter = null;
        }

        static void AddComputedColumn(DataSourceView dsv, OleDbConnection connection, String tableName, String computedColumnName, String expression)
        {
            DataSet tmpDataSet = new DataSet();
            tmpDataSet.Locale = CultureInfo.CurrentCulture;
            OleDbDataAdapter adapter = new OleDbDataAdapter("SELECT ("
                + expression + ") AS [" + computedColumnName + "] FROM [dbo].["
                + tableName + "] WHERE 1=0", connection);
            DataTable[] dataTables = adapter.FillSchema(tmpDataSet,
                SchemaType.Mapped, tableName);
            DataTable dataTable = dataTables[0];
            DataColumn dataColumn = dataTable.Columns[computedColumnName];

            dataTable.Constraints.Clear();
            dataTable.Columns.Remove(dataColumn);

            dataColumn.ExtendedProperties.Add("DbColumnName", computedColumnName);
            dataColumn.ExtendedProperties.Add("ComputedColumnExpression",
                expression);
            dataColumn.ExtendedProperties.Add("IsLogical", "True");

            dsv.Schema.Tables[tableName].Columns.Add(dataColumn);

            dataColumn = null;
            dataTable = null;
            dataTables = null;
            adapter = null;
            tmpDataSet = null;
        }

        static void AddRelation(DataSourceView dsv, String fkTableName, String fkColumnName, String pkTableName, String pkColumnName)
        {
            DataColumn fkColumn
                = dsv.Schema.Tables[fkTableName].Columns[fkColumnName];
            DataColumn pkColumn
                = dsv.Schema.Tables[pkTableName].Columns[pkColumnName];
            dsv.Schema.Relations.Add("FK_" + fkTableName + "_"
                + fkColumnName, pkColumn, fkColumn, true);
        }

        static void AddCompositeRelation(DataSourceView dsv, String fkTableName, String pkTableName, String columnName1, String columnName2)
        {
            DataColumn[] fkColumns = new DataColumn[2];
            fkColumns[0] = dsv.Schema.Tables[fkTableName].Columns[columnName1];
            fkColumns[1] = dsv.Schema.Tables[fkTableName].Columns[columnName2];

            DataColumn[] pkColumns = new DataColumn[2];
            pkColumns[0] = dsv.Schema.Tables[pkTableName].Columns[columnName1];
            pkColumns[1] = dsv.Schema.Tables[pkTableName].Columns[columnName2];

            dsv.Schema.Relations.Add("FK_" + fkTableName + "_" + columnName1
                + "_" + columnName2, pkColumns, fkColumns, true);
        }

関連項目

参照

Microsoft.AnalysisServices

概念

AMO クラスの概要

AMO の基礎クラス

論理アーキテクチャ (Analysis Services - 多次元データ)

データベース オブジェクト (Analysis Services - 多次元データ)