ファイルの同期
Sync Framework のドキュメントのこのセクションでは、ファイル同期プロバイダー (以前のリリースでは Sync Services for File Systems と呼ばれていました) について説明します。このプロバイダーは、アプリケーションによる NTFS、FAT、および SMB ファイル システムのファイルとフォルダーの同期に役立ちます。同期するディレクトリはローカルまたはリモートのどちらでも可能で、同じ種類のファイル システムである必要はありません。このセクションでは、基本的な概念情報および操作方法に関するトピック (マネージ コードおよびアンマネージ コードを含む) を紹介しています。サンプル コードについては、Sync Framework SDK やコード ギャラリーからも入手できます。
以下のトピックで取り上げられているのは、Sync Framework の概要です。このようなトピックについて既に習熟している場合は、「このセクションの内容」および「リファレンス」で詳細を参照してください。
- Sync Framework を使用することの利点
Sync Framework を使用する利点について、操作の柔軟性、強力な同期モデル、生産性の高いツールなどを中心に説明します。
- Sync Framework 2.0 の新機能
このバージョンの Sync Framework で追加された機能や強化された機能について説明します。
- 適切な Sync Framework コンポーネントの選択
同期のシナリオに応じた正しいコンポーネントの選択方法と、Sync Framework のアーキテクチャについて説明します。
- インストール、再配布、バージョン互換性
Sync Framework のインストールで使用するインストール パッケージについて説明します。また、Sync Framework 対応のアプリケーションと共にこれらのインストール パッケージを再配布する方法についても説明します。
このセクションの内容
- ファイルの同期の概要
ファイル同期プロバイダーの基本的な使用方法について説明します。
- 同期対象のファイルの制御
同期スコープに含めるファイルを制御する方法について説明します。
- ファイル同期の進行状況の報告
ファイル同期の進行状況を登録アプリケーションに報告するための通知について説明します。
- ファイルの変更の検出
同期スコープ内のファイルに加えられた変更を検出する方法について説明します。
- アンマネージ コードを使用してファイルを同期する方法
Sync Framework を使用してファイルを同期するアンマネージ アプリケーションの作成方法について説明します。
- マネージ コードを使用してファイルを同期する方法
Sync Framework を使用してファイルを同期するマネージ アプリケーションの作成方法について説明します。
- ファイル同期プロバイダーとその他のプロバイダーの同期
ファイル同期プロバイダーと簡易プロバイダーの間の同期を有効にするために IFileDataRetriever を使用するマネージ アプリケーションを作成する方法を示します。
リファレンス
- Microsoft.Synchronization.Files
ファイル同期プロバイダーのマネージ API の名前空間、型、およびメンバーに関する参考資料を提供します。
- Sync Framework のファイル同期コンポーネント
ファイル同期プロバイダーのアンマネージ API のインターフェイス、関数、およびデータ型に関する参考資料を提供します。