パスまたはクリッピング パス上の点のアニメーション化

Microsoft Expression Blend 2 では、パス オブジェクト上の点 (または頂点) をアニメーション化できるようになりました。たとえば、クリッピング パスの点をアニメーション化して、クリッピング パスの下にあるオブジェクトを徐々に表示できます。TextBlock のテキストをパス オブジェクトに変換し、文字をアニメーション化して他のシェイプに変更できます。ストーリーボードを反転して、文字に変更されるシェイプから開始することも可能です。

パス オブジェクトは、[ペン] Cc296372.894f8612-e0ed-4e00-84cf-a9bc8f38fc54(ja-jp,Expression.10).png ツールや [鉛筆] Cc296372.509dc167-734f-46c9-b012-987ee63450cd(ja-jp,Expression.10).png ツールを使用したり、他のオブジェクト (シェイプやテキストなど) をパスに変換したりして、作成します。

パスまたはクリッピング パス上の点をアニメーション化するには

  1. アートボード上にパス オブジェクトがない場合は、次のオプションのいずれかを使用して作成できます。

  2. パス アニメーション タイムラインを追加するストーリーボードを開くか、または新しいストーリーボードを作成します。

  3. [オブジェクトとタイムライン] で、アニメーションにするパス オブジェクトを選択します。

  4. ツールボックスの [個別選択 Cc296372.6dd6571f-c116-451d-8dd2-1f88b8406362(ja-jp,Expression.10).png] ツールを選択します。パス オブジェクトの点が、アートボード上に小さい正方形で示されます。

    Cc296372.9ac35d28-e749-4032-9946-a19e62905b71(ja-jp,Expression.10).png

  5. いずれかの点での変更を記録するタイムライン上の位置まで、タイムライン再生ヘッド Cc296372.5626c9eb-40bb-450a-9ca1-3678e5abe429(ja-jp,Expression.10).png を移動します。

  6. アートボードで、マウスを使用して、個別の点と線分を新しい位置までドラッグするか、または Alt キーを押しながらドラッグします。ペン Cc296372.894f8612-e0ed-4e00-84cf-a9bc8f38fc54(ja-jp,Expression.10).png ツールを使用して、パス上の点を追加または削除することもできます。

    Cc296372.alert_note(ja-jp,Expression.10).gifメモ :

    タイムライン記録モードのときに点を追加または削除すると、結果はタイムラインの先頭から有効になります。たとえば、点を削除すると、タイムライン記録モードではないときに点を削除した場合と同じように、パスの最初のシェイプが変化します。

    パスを変更する方法の一覧については、「ペンと個別選択の使用方法 [Blend]」を参照してください。

    Cc296372.7956fc51-fea6-4f6d-96e6-1ee13d7f6ea6(ja-jp,Expression.10).png

  7. アニメーションが完成するまで、タイムライン再生ヘッド Cc296372.5626c9eb-40bb-450a-9ca1-3678e5abe429(ja-jp,Expression.10).png の移動と点の変更を続けます。

関連項目

概念

ペンと個別選択の使用方法 [Blend]

ストーリーボードのテスト

クリッピング パスの適用、変更、または削除