パスまたはクリッピング パス上の点のアニメーション化
Microsoft Expression Blend 2 では、パス オブジェクト上の点 (または頂点) をアニメーション化できるようになりました。たとえば、クリッピング パスの点をアニメーション化して、クリッピング パスの下にあるオブジェクトを徐々に表示できます。TextBlock のテキストをパス オブジェクトに変換し、文字をアニメーション化して他のシェイプに変更できます。ストーリーボードを反転して、文字に変更されるシェイプから開始することも可能です。
パス オブジェクトは、[ペン] ツールや [鉛筆] ツールを使用したり、他のオブジェクト (シェイプやテキストなど) をパスに変換したりして、作成します。
パスまたはクリッピング パス上の点をアニメーション化するには
アートボード上にパス オブジェクトがない場合は、次のオプションのいずれかを使用して作成できます。
シェイプの描画を行った後、シェイプをパスに変換します。
TextBlock コントロールを描画し、テキストを編集した後、テキストをパスに変換します。
イメージなどのオブジェクトをアートボードに追加した後、クリッピング パスを適用します。
パス アニメーション タイムラインを追加するストーリーボードを開くか、または新しいストーリーボードを作成します。
[オブジェクトとタイムライン] で、アニメーションにするパス オブジェクトを選択します。
ツールボックスの [個別選択 ] ツールを選択します。パス オブジェクトの点が、アートボード上に小さい正方形で示されます。
いずれかの点での変更を記録するタイムライン上の位置まで、タイムライン再生ヘッド を移動します。
アートボードで、マウスを使用して、個別の点と線分を新しい位置までドラッグするか、または Alt キーを押しながらドラッグします。ペン ツールを使用して、パス上の点を追加または削除することもできます。
メモ : タイムライン記録モードのときに点を追加または削除すると、結果はタイムラインの先頭から有効になります。たとえば、点を削除すると、タイムライン記録モードではないときに点を削除した場合と同じように、パスの最初のシェイプが変化します。
パスを変更する方法の一覧については、「ペンと個別選択の使用方法 [Blend]」を参照してください。
アニメーションが完成するまで、タイムライン再生ヘッド の移動と点の変更を続けます。