方法 : コマンド ラインからプロジェクトをアップグレードする
更新 : 2007 年 11 月
Visual Basic アップグレード ウィザードを使用する以外に、コマンド ライン ツール Vbupgrade.exe を使用して Visual Basic 6.0 のプロジェクトを Visual Basic 2005 にアップグレードすることもできます。
メモ : |
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Vbupgrade.exe は、既定ではパスに含まれていません。コマンド ラインから Vbupgrade.exe を実行する前に、パスに追加するか、または Vbupgrade.exe がインストールされているディレクトリに切り替える必要があります。既定のインストール場所は、C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\Vb\VBUpgrade です。 |
メモ : |
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使用している設定またはエディションによっては、表示されるダイアログ ボックスやメニュー コマンドがヘルプに記載されている内容と異なる場合があります。設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。詳細については、「Visual Studio の設定」を参照してください。 |
コマンド ラインからプロジェクトをアップグレードするには
Visual Basic 6.0 でプロジェクトを開きます。[ファイル] メニューの [<プロジェクト名> の作成] をクリックします。アプリケーションを実行し、エラーがないことを確認します。
コマンド プロンプトで、「Vbupgrade <プロジェクト名>」に加えて、コマンド ライン引数を入力します。<プロジェクト名> は、Visual Basic 6.0 アプリケーションの完全パスです。
メモ : Vbupgrade コマンド ライン構文とオプションの詳細については、「Vbupgrade のコマンド ライン構文」を参照してください。
作成されたプロジェクトを Visual Basic 2005 で開きます。コードを確認します。アップグレード時に、潜在的な問題について警告する注記がコードに挿入されています。エラーがある場合は、アプリケーションを実行する前に修正する必要があります。警告がある場合は、内容を調べて、アプリケーションの動作に影響がないことを確認します。
ヒント : エラーまたは警告の詳細については、記述をクリックしてヘルプ トピックを参照してください。
[デバッグ] メニューの [開始] をクリックします。アプリケーションを実行し、エラーがないこと、および Visual Basic 6.0 の場合と動作が同じであることを確認します。
メモ : Vbupgrade ツールは、可能性のある非互換性をすべて検出するわけではありません。アプリケーションを実行してから新たなエラーに遭遇する場合もあります。既知の問題の一覧については、「Visual Basic 6.0 からアップグレードされたアプリケーションのトラブルシューティング」を参照してください。
参照
処理手順
概念
Visual Basic 6.0 アプリケーションのアップグレードの準備