方法 : データベース プロジェクトの変数を定義する
SETVAR 変数を定義し、その変数を配置前スクリプトと配置後スクリプトに含めることで、データベース プロジェクトを複数の環境に配置できます。 たとえば、Service Broker やサービス証明書の SETVAR 変数を定義できます。
MSBuild 変数に関する SETVAR 変数を定義すると、ビルド構成に固有の値を指定できます。 別の方法として、データベース プロジェクトのビルド時にコマンド プロンプトで MSBuild 変数をオーバーライドすることもできます。 別の SETVAR 変数に関する SETVAR 変数を定義することはできません。 MSBuild 変数の詳細については、「MSBuild プロパティ」を参照してください。
メモ : |
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SETVAR 変数と MSBuild 変数は、同じスクリプトで使用できます。 ただし、SETVAR 変数に MSBuild 変数と同じ名前を指定しないでください。MSBuild 変数が優先されるためです。 |
変数とその値の一覧は、データベース プロジェクトの Properties フォルダに格納されています。 プロジェクトを作成すると、SqlCommandVariables.sqlcmdvars というファイルが自動的に作成されます。 構成ごとに異なった値を指定する場合は、複数のファイルを作成して別々のビルド構成に関連付けることができます。 詳細については、「方法 : データベース プロジェクトおよびサーバー プロジェクトの配置設定を構成する」を参照してください。
メモ : |
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Visual Studio Team System Database Edition では、オブジェクトの定義やスクリプトで使用できる 2 つの変数が定義されています。 これら 2 つの変数の値は、プロジェクトの配置時に設定されます。 1 つは $(DatabaseName) で、配置先データベースの名前を格納します。 もう 1 つは $(DefaultDataPath) で、データベース関連のファイルを保存するターゲット サーバーのパスを格納します。 |
データベース プロジェクトの SETVAR 変数を表示するには
ソリューション エクスプローラで、SETVAR 変数を表示するデータベース プロジェクトを展開し、Properties フォルダを展開して、変更する .sqlcmdvars ファイルをダブルクリックします。
SETVAR 変数とその値の一覧が表示されます。
.sqlcmdvars ファイルに SETVAR 変数を追加するには
SETVAR 変数を追加する一覧を表示します。
詳細については、このトピックの最初の手順を参照してください。
[変数名] 列の最終行をクリックし、追加する変数の名前を入力します。
[変数値] 列で、変数名を追加した行をクリックし、変数の値を入力します。
[ファイル] メニューの [すべてを保存] をクリックします。
.sqlcmdvars ファイル内の SETVAR 変数を変更するには
変更する SETVAR 変数を含む一覧を表示します。
詳細については、このトピックの最初の手順を参照してください。
[変数値] 列で、変更する値の行をクリックし、新しい値を入力します。
[ファイル] メニューの [すべてを保存] をクリックします。
.sqlcmdvars ファイルから SETVAR 変数を削除するには
削除する SETVAR 変数を含む一覧を表示します。
詳細については、このトピックの最初の手順を参照してください。
[変数名] 列で、削除する変数の行を右クリックし、[変数の削除] をクリックします。
[ファイル] メニューの [すべてを保存] をクリックします。