方法 : データベース オブジェクトを特定のスキーマに追加する
データベース プロジェクトに複数のスキーマが含まれている場合、データベース オブジェクトを追加するスキーマを選択できます。以下の方法でこれを行うことができます。
スキーマ ビューからオブジェクトを特定のスキーマに追加する
スキーマ ビュー内でデータベース オブジェクトをグループ化する方法を変更できます。スキーマ別にオブジェクトをグループ化すると、特定のスキーマにオブジェクトを追加できます。この方法は、データベース プロジェクトをスキーマ別に編成した場合もオブジェクトの種類別に編成した場合も使用できます。推奨されているのはこの方法です。
オブジェクトを追加する前に既定のスキーマを変更する
データベース オブジェクトを追加する前に既定のスキーマを変更できます。既定のスキーマを変更した後に追加するデータベース オブジェクトは、すべてこのスキーマに追加されます。この方法は、主として一度に 1 つのスキーマで作業する場合に最適です。複数のスキーマにオブジェクトを追加する必要がある場合は、既定のスキーマをそのたびに変更しなければならないため、この方法は最善ではありません。この方法の利点は、スキーマ ビューで正しいスキーマを選んでオブジェクトを追加する必要がないということです。オブジェクトをどこで追加しても、正しいスキーマに追加されます。
ソリューション エクスプローラから特定のスキーマにオブジェクトを追加する
データベース プロジェクトを作成するときには、オブジェクトの種類別 (既定) またはスキーマ別に編成できます。スキーマ別に編成する場合、ソリューション エクスプローラで特定のスキーマにデータベース オブジェクトを追加できます。新規データベース プロジェクト ウィザードを使用してデータベース プロジェクトの編成を指定する方法の詳細については、「方法 : データベース プロジェクトおよびサーバー プロジェクトを作成する」を参照してください。この方法は機能しますが、一番不便です。プロジェクトを特定の方法で編成する必要があります。また、オブジェクトを正しいスキーマに追加するためには、オブジェクトをソリューション エクスプローラの正しい位置に追加する必要があります。
スキーマ ビューからデータベース オブジェクトを特定のスキーマに追加する
スキーマ ビューからデータベース オブジェクトを特定のスキーマに追加するには
スキーマ ビューにデータベース オブジェクトがオブジェクトの種類別に編成されて表示される場合、[スキーマ ビュー] ツール バーの [スキーマ ビューのフィルタ] をクリックします。
スキーマ ビューでは、展開された項目が折りたたまれて、オブジェクトがスキーマ別に編成されます。
メモ : この手順の完了後に、オブジェクトを種類別に編成して表示するには、[スキーマ ビューのフィルタ] を再度クリックします。
スキーマ ビューで、データベース プロジェクトのノードを展開して、[スキーマ] サブフォルダを展開します。
データベース オブジェクトを追加するスキーマのフォルダを展開します。
作成するオブジェクトの種類に対応するフォルダを右クリックし、[追加] をポイントして、[新しい項目] をクリックします。たとえば、テーブルを作成するには、[Tables] フォルダを右クリックします。
[新しい項目の追加] ダイアログ ボックスが表示されます。
メモ : [新しい項目] をクリックする代わりに、作成する項目の種類のオプション (たとえば [テーブル] または [ビュー]) をクリックすることもできます。
[カテゴリ] で、追加するオブジェクトの種類のカテゴリをクリックします。
[テンプレート] で、追加するオブジェクトの種類をクリックします。
[名前] ボックスに、新しいデータベース オブジェクトに割り当てる名前を入力します。
[追加] をクリックします。
オブジェクトが作成され、オブジェクト定義を含んだファイルがデータベース プロジェクトのオブジェクトの種類に対応したフォルダに作成されます。
データベース オブジェクトを追加する前に既定のスキーマを変更する
既定のスキーマを変更するには
ソリューション エクスプローラで、既定のスキーマを変更するデータベース プロジェクトをクリックします。
[プロジェクト] メニューを開いて、[ProjectName のプロパティ] をクリックします。
プロジェクトのプロパティ ウィンドウが表示されます。
[プロジェクトの設定] タブをクリックします。
[既定のスキーマ] に、オブジェクトを追加するスキーマを入力します。
注意 : 指定するスキーマ名の妥当性は検査されません。スキーマ名を誤って入力すると、オブジェクトはその名前のスキーマに作成されるため、各オブジェクトを手動で修正することが必要になります。
[ファイル] メニューを開き、[すべてを保存] をクリックします。
これで、作成されるデータベース オブジェクトは手順 4. で指定したスキーマに追加されるようになります。データベース オブジェクトの作成方法の詳細については、「方法 : データベース オブジェクトを作成する」を参照してください。
ソリューション エクスプローラからデータベース オブジェクトを特定のスキーマに追加する
ソリューション エクスプローラからデータベース オブジェクトを特定のスキーマに追加するには
ソリューション エクスプローラで、データベース プロジェクトのノードを展開します。
重要 : データベース プロジェクトが、スキーマではなくオブジェクトの種類別に編成されている場合、この手順は使用できません。このトピックの他の手順を使用できます。
[Schema Objects] フォルダを展開し、[スキーマ] サブフォルダを展開します。
[スキーマ] フォルダには、データベース プロジェクトに定義されているスキーマごとに 1 つのフォルダが表示されます。
データベース オブジェクトを追加するスキーマのフォルダを展開します。
作成するオブジェクトの種類に対応するフォルダを右クリックし、[追加] をポイントして、[新しい項目] をクリックします。たとえば、テーブルを作成するには、[Tables] フォルダを右クリックします。
[新しい項目の追加] ダイアログ ボックスが表示されます。
メモ : [新しい項目] をクリックする代わりに、作成する項目の種類のオプション (たとえば [テーブル] または [ビュー]) をクリックすることもできます。
[カテゴリ] で、追加するオブジェクトの種類のカテゴリをクリックします。
[テンプレート] で、追加するオブジェクトの種類をクリックします。
[名前] に、オブジェクトに割り当てる名前を入力します。
[追加] をクリックします。
オブジェクトは、オブジェクトの種類がフォルダ名と一致していない場合でも、右クリックしたフォルダに作成されます。