方法 : VSDBCMD を使用してコマンド プロンプトからデータベースを配置用に準備する
SQL Server が実行されているコンピュータのコマンド プロンプトからデータベース プロジェクトを配置できます。 ただし、最初にデータベース プロジェクトのビルド出力、VSDBCMD ユーティリティ、および次のファイルを、プロジェクトの配置元のコンピュータにコピーする必要があります。
DatabaseSchemaProviders.Extensions.xml
Microsoft.Data.Schema.dll
Microsoft.Data.Schema.ScriptDom.dll
Microsoft.Data.Schema.ScriptDom.Sql.dll
Microsoft.SqlServer.BatchParser.dll
Sqlceer35en.dll
Sqlceme35.dll
Sqlceqp35.dll
Sqlcese35.dll
System.Data.SqlServerCe.dll
VSDBCMD.EXE
これらのファイルは、ネットワーク接続経由でコピーするか、ユニバーサル シリアル バス (USB: Universal Serial Bus) ドライブにコピーしてから、プロジェクトの配置元のコンピュータに USB ドライブを接続します。 この手順を実行するコンテキストの詳細については、「データベースのビルドおよびステージング環境または稼動環境への配置」を参照してください。
メモ : |
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追加のコマンド ライン引数を使用して、配置をカスタマイズできます。 詳細については、「VSDBCMD のコマンド ライン リファレンス (配置およびスキーマのインポート)」を参照してください。 |
必要なファイルをコピーするには
[Program Files]\Microsoft Visual Studio 9.0\VSTSDB\Deploy フォルダに移動し、フォルダの内容をコピーします。
[Program Files]\Microsoft SQL Server Compact Edition\v3.5 フォルダに移動し、DLL をコピーします。
次のいずれかのフォルダに移動します。ProjectDrive、ProjectsFolder、SolutionName、および ProjectName は配置環境における適切な値に置き換えてください。
ProjectDrive:\ProjectsFolder\SolutionName\ProjectName\sql\debug
ProjectDrive:\ProjectsFolder\SolutionName\ProjectName\sql\release
フォルダの内容をコピーします。
メモ : ビルド出力は、サブフォルダにコピーしてください。これにより、特定のデータベース配置に使用するファイルを、すべての配置に使用するファイルから分離して保管できます。
次に、プロジェクトの配置スクリプトを生成します。
コマンド プロンプトから配置スクリプトを生成するには
コマンド プロンプト ウィンドウを開き、次のコマンド ラインを入力します。
VSDBCMD /a:Deploy /cs:"connectionstring" /dsp:Sql /model:ProjectName.dbschema /p:TargetDatabaseName:targetDB
ProjectName には、配置スクリプトを生成するデータベース プロジェクトを指定します。 targetDB には、ターゲット データベースに割り当てる名前を指定します。
コマンド プロンプトからデータベース プロジェクトを配置するには
コマンド プロンプト ウィンドウを開き、次のコマンド ラインを入力します。
VSDBCMD /a:Deploy /dd /cs:"connectionstring" /dsp:Sql /model:ProjectName.dbschema /p:TargetDatabaseName:targetDB
ProjectName には、配置するデータベース プロジェクトを指定します。 targetDB には、ターゲット データベースに割り当てる名前を指定します。
参照
概念
データベースのビルドおよびステージング環境または稼動環境への配置