方法 : サーバー プロジェクトのサーバー プロパティを構成する

サーバー プロジェクトを作成してデータベース サーバーへの変更を管理するには、そのサーバーのプロパティと一致するようにプロジェクトのプロパティを構成します。 データベース プロジェクトを配置するときに値が一致していないと、サーバー プロジェクトを参照するデータベース プロジェクトが正常に機能しなくなることがあります。 詳細については、「共有サーバー オブジェクトを参照するデータベースのチーム開発の開始」を参照してください。

Dd193424.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

サーバー設定への変更は配置できません。サーバー設定の多くは、データベース エンジンの再起動や、場合によってはデータベースの再インストールをしない限り変更できないためです。

予防策として、データベース サーバー上の値と異なる値で構成されているサーバー プロジェクトの配置をブロックできます。 すべての値が一致しないと配置を続行できないように指定することも、特定の値だけについて一致を必須条件として指定することもできます。 サーバー プロジェクトを配置しようとすると、これらの値がデータベース サーバーに対して検証されます。 指定した条件に基づいてプロジェクトとサーバーが一致しない場合、配置は失敗します。

SQL Server のバージョンによって、使用されているプロパティのセットが異なります。 これらのプロパティ、各プロパティの既定値、および SQL Server に使用できるプロパティの値の完全な一覧については、Microsoft Web サイトの「サーバー構成オプションの設定」を参照してください。 他のデータベース プロバイダをインストールしている場合は、そのデータベース製品の製品ドキュメントを参照してください。

Dd193424.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

サーバー プロジェクトごとに複数のビルド構成を作成できますが、指定できるサーバーのプロパティは 1 セットのみです。

サーバーのプロパティを表示および構成するには

  1. ソリューション エクスプローラで、サーバーのプロパティを構成するサーバー プロジェクトを展開し、そのプロジェクトの Properties フォルダを展開します。

  2. Server.sqlsettings ファイルをダブルクリックします。

    サーバー プロパティのエディタが表示されます。

    Dd193424.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    並べ替えの基準にする列の見出しをクリックすると、サーバーのプロパティの一覧を並べ替えることができます。

  3. [確認] 列で、一致していないと配置を続行できないプロパティについてはチェック ボックスをオンにし、一致する必要のないプロパティについてはチェック ボックスをオフにします。

    Dd193424.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    すべてのプロパティのチェック ボックスをオンまたはオフにするには、一覧を右クリックし、[無視] または [確認] をクリックします。

  4. [値] 列で、変更する値を指定します。

  5. [ファイル] メニューの [Server.sqlsettings の保存] をクリックします。

参照

処理手順

方法 : データベース プロジェクトおよびサーバー プロジェクトのビルド設定を構成する

方法 : データベース プロジェクトおよびサーバー プロジェクトの配置設定を構成する

方法 : 配置の詳細に関するプロパティを構成する

方法 : データベース プロジェクトのデータベース プロパティを構成する

概念

データベースのビルドおよび分離開発環境への配置

データベースのビルドおよびステージング環境または稼動環境への配置

Database Edition の用語の概要