方法 : データセットの読み込み中に制約をオフにする
更新 : 2007 年 11 月
データセットに制約 (外部キー制約など) が含まれている場合、そのデータセットに対して実行する操作の順序によっては例外がスローされる可能性があります。たとえば、子レコードを親レコードより先に読み込むと、制約違反となり、例外が生成されることがあります。子レコードを読み込んだ直後に、関連する親があるかどうかが制約でチェックされ、エラーが生成されます。一時的に制約を中断する機構がない場合は、レコードを子テーブルに読み込もうとするたびにエラーが生成されます。データセットのすべての制約を中断する別の方法として、BeginEdit プロパティおよび EndEdit プロパティを使用できます。
メモ : |
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入力規則イベント (たとえば、ColumnChanging、RowChanging など) は、制約を無効にすると生成されなくなります。 |
更新制約をプログラムによって中断するには
次の例は、データセットでの制約チェックを一時的に無効にする方法を示しています。
DataSet1.EnforceConstraints = False ' Perform some operations on the dataset DataSet1.EnforceConstraints = True
dataSet1.EnforceConstraints = false; // Perform some operations on the dataset dataSet1.EnforceConstraints = true;
データセット デザイナを使って更新制約を中断するには
データセット デザイナでデータセットを開きます。詳細については、「方法 : データセット デザイナでデータセットを開く」を参照してください。
[プロパティ] ウィンドウで、EnforceConstraints プロパティを false に設定します。