方法 : SQL Express Server データベース内のデータに接続する

更新 : 2007 年 11 月

データベースの .mdb ファイルを指す接続を作成して、アプリケーションと SQL Server Express データベースの間に通信を確立できます。SQL Server Express データベース ファイルに接続するには、データ ソース構成ウィザードを実行し、[データソースの種類を選択] ページで [データベース] を選択します。

sxds9ett.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

SQL Server Express データベース ファイルの作成方法については、「チュートリアル : SQL Server Express データベースの作成」を参照してください。

ウィザードを起動するには、[データ] メニューの [新しいデータ ソースの追加] をクリックするか、[データ ソース] ウィンドウの [新しいデータ ソースの追加] をクリックします。または、[プロジェクト] メニューの [既存項目の追加] をクリックし、目的のデータベース ファイルを見つけます。

sxds9ett.alert_note(ja-jp,VS.90).gifヒント :

.mdf ファイルまたは .mdb ファイルを Windows エクスプローラからソリューション エクスプローラにドラッグすると、接続が自動的に構成されます。この操作により、データ ソース構成ウィザードも起動され、アプリケーションで使用するオブジェクトを選択できます。

ウィザードの実行を完了すると、データベースのコピー (.mdf file) と厳密に型指定されたデータ ファイル (.xsd) がプロジェクトに追加され、選択したデータベース オブジェクトがすぐに [データ ソース] ウィンドウ内で使用できるようになり、フォームにドラッグできます。詳細については、「データの表示の概要」を参照してください。

sxds9ett.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

データ ソース構成ウィザードを使って .mdf ファイルを追加するときは、ファイルをプロジェクトに追加するか、元の場所に残すかを選択できます。詳細については、「方法 : プロジェクトでローカル データ ファイルを管理する」を参照してください。

sxds9ett.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

使用している設定またはエディションによっては、表示されるダイアログ ボックスやメニュー コマンドがヘルプに記載されている内容と異なる場合があります。設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。詳細については、「Visual Studio の設定」を参照してください。

[新しいデータ ソースの追加] コマンドを使って SQL Server データベース ファイルから新しいデータ ソースを作成するには

  1. [データ] メニューの [新しいデータ ソースの追加] をクリックします。

  2. [データソースの種類を選択] ページで、[データベース] をクリックします。

  3. [新しい接続] を選択し、新しいデータ接続を作成します。

    sxds9ett.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    [データ ソース] が [Microsoft SQL Server データベース ファイル] でない場合は、[変更] をクリックして [データ ソースの選択] または [データ ソースの変更] ダイアログ ボックスを開きます。

  4. [データ ソースの選択] ダイアログ ボックスの [Microsoft Access データベース ファイル] をクリックします。[OK] をクリックします。

    既定のプロバイダは、.NET Framework Provider for SQL Server です。詳細については、「[データ ソースの選択]/[データ ソースの変更] ダイアログ ボックス」を参照してください。

  5. アクセスするデータベース ファイルへのパスを入力するか、[参照] ボタンをクリックして、データベース ファイルを検索します。

  6. データベースで必要とされる認証モードとログイン情報を選択します。詳細については、「接続の追加/変更 (Microsoft SQL Server データベース ファイル)」を参照してください。

  7. [OK] をクリックし、[次へ] をクリックします。

sxds9ett.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

データ ソース構成ウィザードを使って .mdf ファイルを追加するときは、ファイルをプロジェクトに追加するか、元の場所に残すかを選択できます。詳細については、「方法 : プロジェクトでローカル データ ファイルを管理する」を参照してください。

  1. [次へ] をクリックします。

    sxds9ett.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    既定では、接続がアプリケーション構成ファイルに保存されます。コンパイルしたアプリケーションに接続文字列を直接保存するには、このチェック ボックスをオフにします。詳細については、「方法 : 接続文字列を保存する」を参照してください。

  2. アプリケーションで使用するデータベース オブジェクトを選択します。

  3. 必要に応じて、既定のデータセット名を変更します。

  4. [完了] をクリックします。

    作成したデータ ソースが [データ ソース] ウィンドウで利用できるようになります。

[既存項目の追加] コマンドを使って SQL Server データベース ファイルから新しいデータ ソースを作成するには

  1. [プロジェクト] メニューの [既存項目の追加] をクリックします。

  2. [ファイルの種類] ボックスの一覧の [データ ファイル] をクリックします。

  3. 目的のデータベース (.mdf) ファイルを参照します。

  4. [追加] をクリックします。

  5. アプリケーションで使用するデータベース オブジェクトを選択します。

  6. 必要に応じて、既定のデータセット名を変更します。

  7. [完了] をクリックします。

    作成したデータ ソースが [データ ソース] ウィンドウで利用できるようになります。

次の手順

アプリケーションに機能を追加するには

  • [データ ソース] ウィンドウの項目を選択し、フォームにドラッグします。詳細については、「データの表示の概要」を参照してください。

    sxds9ett.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    [データ ソース] ウィンドウにデータ ソースが表示されない場合は、このウィンドウの [更新] ボタンをクリックします。

参照

処理手順

方法 : プロジェクトでローカル データ ファイルを管理する

ローカル データのサンプル

チュートリアル : SQL Server Express データベースの作成

チュートリアル : Windows アプリケーションのフォームでのデータの表示

方法 : データベース内のデータに接続する

方法 : Web サービスのデータに接続する

方法 : オブジェクトのデータに接続する

方法 : Access データベース内のデータに接続する

概念

ローカル データの概要

データセット デザイナ

データ ソースの概要