ユーザー コントロールのテスト
更新 : 2007 年 11 月
このレッスンでは、ユーザー コントロールを他のプロジェクトでテストして実行時の動作を確認する方法について説明します。
実行時の動作
ユーザー コントロールが完成し、テスト コンテナでデザイン時の動作をテストしたら、プログラムで使用したときの動作も確認する必要があります。Visual Basic では、Windows アプリケーション プロジェクトを追加することにより、ユーザー コントロールを簡単にテストできます。
ユーザー コントロールは、ツールボックスに自動的に表示されます。そして、他のコントロールの場合と同様にフォームに追加して、プロパティを設定できます。
やってみよう
ユーザー コントロールをテストするには
前のレッスンで作成した NamesUserControl プロジェクトを開きます。プロジェクトを保存しなかった場合は、まず前のレッスン「ユーザー コントロールへのコードの追加」に戻って、そのレッスンの手順を完了する必要があります。
[ファイル] メニューの [追加] をポイントし、[新しいプロジェクト] をクリックします。
[新しいプロジェクトの追加] ダイアログ ボックスで、[Windows アプリケーション] をクリックします。
[プロジェクト名] ボックスに「UserControlTest」と入力し、[OK] をクリックします。
新しいプロジェクトがソリューション エクスプローラに追加され、新しいフォームが表示されます。
ソリューション エクスプローラの UserControlTest プロジェクトをクリックし、[プロジェクト] メニューの [スタートアップ プロジェクトに設定] をクリックします。
ツールボックスで、NamesControl をクリックし、フォームにドラッグします。
[プロパティ] ウィンドウで、FirstNameText、MiddleNameText、および LastNameText の各プロパティを、自分の名前に合わせて設定します。
F5 キーを押してプログラムを実行します。テキスト ボックスで名前を変更して、ラベルが正しく更新されることを確認します。
[ファイル] メニューの [すべてを保存] をクリックして変更を保存します。
次の手順
このレッスンでは、ユーザー コントロールをフォームに追加して実行時の動作を確認する方法について説明しました。ここで、「詳細情報 : ユーザー コントロールのカスタマイズ」に進んでユーザー コントロールの詳細を参照するか、次の一連のレッスンに進んでグラフィックスについて参照するかを選択できます。
次のレッスン : 「ピクチャの描画 : グラフィックスを使用する」